・監督:山田洋次
・主な出演者:橋爪功/吉行十和子/西村正彦/夏川結衣
・公開日:2013年1月19日
名監督・小津安二郎さんによる1953年の映画「東京物語」のリメイク版。キャッチコピーは「おかしくて、かなしい。これは、あなたの物語です。」。
厳格な父親と奔放な息子の関係を中心に、隠されていた本音と愛情を見つめ直す物語。家族モノですが、父息子モノでもあります。
家族がテーマのおすすめ映画ランキング第6位:幸せへのキセキ
・監督:キャメロン・クロウ
・主な出演者:マット・デイモン/スカーレット・ヨハンソン
・公開日:2012年6月8日
「幸せへのキセキ」は、妻を亡くした夫が息子と向き合う物語。
息子が問題を起こして退学処分を受けたことをきっかけに、田舎の一軒家に引っ越す一家。その敷地には経営の苦しい動物園が付属していました。
飼育員らと心の交流をし、動物の世話という困難を家族と一緒に乗り越える内、父と息子が1人の人間として互いに成長していくという内容で、男同士ならではの難しさや対等な関係性にホロリと来てしまう映画です。
家族がテーマのおすすめ映画ランキング第5位:湯を沸かすほどの熱い愛
・監督:中野量太
・主な出演者:宮沢りえ/杉咲花/伊東蒼/松坂桃李
・公開日:2016年10月29日
「湯を沸かすほどの熱い愛」末期がんを宣告された女性が、残された時間の中で家族問題を解決しようとするストーリーです。数々の映画祭で賞を受賞しました。
遺していく子供たちを強くし、出生の秘密を明かし、自身の母親との問題をも解決しようと奮闘。タイトルは、夫と共に経営していた銭湯を営業再開させるという内容に沿っています。
家族がテーマのおすすめ映画ランキング第4位:幸せのちから
家族がテーマのおすすめ映画ランキング第3位:海街diary
・監督:ガブリエレ・ムッチーノ
・主な出演者:ウィル・スミス/ジェイデン・スミス/タンディ・ニュートン
・公開日:2007年1月27日
「幸せのちから」は、クリス・ガーターという実在の人物の半生を描いたサクセスストーリー。
事業の失敗によりホームレスになってしまった主人公が、息子に辛い思いをさせたくない一心でのし上がっていくという内容です。
ウィル・スミスが実の息子であるジェイデン・スミスと親子共演したことでも話題になりました。
・監督:是枝裕和
・主な出演者:長澤まさみ/綾瀬はるか/夏帆/広瀬すず
・公開日:2015年6月13日
「海街diary」は、吉田秋生さんの同名漫画の映画化作品。第39回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品でもあります。
鎌倉を舞台に、不倫の末に家族を捨てて出ていった父親が残した異母妹を、四女として迎え入れ、四姉妹として生活する家族たちの物語です。
家族がテーマのおすすめ映画ランキング第2位:そして父になる
・監督:是枝裕和
・主な出演者:福山雅治/尾野真千子/リリー・フランキー/真木よう子
・公開日:2013年9月28日
産院で赤ん坊を取り違えられたまま、6年間子供を育てた2つの家族の物語。
第66回カンヌ国際映画祭 審査員賞を受賞し、興行収入は32億円。大ヒット映画で、地上波での放送もあったので、観たことがあるという人も多いでしょう。
「血のつながりか?過ごした時間か?」という正解のないテーマが中心にあり、映画の中でも、結末は観客にゆだねられました。どちらを選んでも間違いではなく、家族の数だけ正解があるという問題なので、自分ならどうするかを考えてしまいますね。
家族がテーマのおすすめ映画ランキング第1位:万引き家族
・監督:是枝裕和
・主な出演者:リリー・フランキー/安藤サクラ/松岡茉優/池松壮亮/樹木希林
・公開日:2018年6月8日
第71回カンヌ国際映画祭において、最高賞であるパルム・ドールを獲得したことでも有名な「万引き家族」。日本中で問題となった年金不正受給をテーマに描かれた作品です。
社会の底辺で犯罪に手を染めながら生きる家族。犯罪といっても大きなものではなく、万引きや詐欺などの小犯罪であるところが、「こんな人たちが身近にいるかもしれない」と思わせます。
被虐待児を保護し家族として暮らすようになった後、息子が警察に捕まったことで引き離された家族たち。互いの関係や出生が明らかになっていくというストーリーです。
社会的弱者が身を寄せ合う本当の意味や、貧困家庭や被虐待児が生き抜く術について考えさせられる物語です。