特に豪雨災害が起こった時、リュックの中に必要なものを入れていても、浸水して使い物にならなくなる可能性があります。そこで、リュックは必ず防水仕様のものを選びましょう。
防水仕様のリュックはアウトドア用品店などに様々販売されています。ちゃんと必要なものを守る上でも、リュックにも気を使うことがとても大切です。
また、ジップロックなど防水仕様のものを小物入れに使うのもおすすめです。
夏の熱中症対策×避難所!便利なグッズは?
熱中症を始め、夏の避難所生活では他にも気をつけるべき点がたくさんあります。そこで、夏の熱中症対策を施した上で安全に避難生活を送るために、気をつけたいポイントについても合わせてご紹介していきます。
こまめな水分補給!マスク着用でより注意が必要
まず、こまめな水分補給はとても大切です。特に、避難所で常にマスクをしていると、口が塞がれて水分を取る機会が減ってしまうので、喉が渇いていなくても、意識的に水分補給をする必要があります。
自分はもちろん、特に体の水分が失われやすい高齢者やお子さんがそばにいる場合は、その方達にもこまめに水分を摂らせるよう声を掛けていってくださいね。
タブレットなど塩分も摂取できるようにしておく
水分と同時に、体内から失われるとすぐに命の危険が近づいてくるのが、塩分です。塩タブレットをはじめとした、熱中症対策で販売されている塩アイテムも持っておくと良いでしょう。
熱中症対策として塩飴などもありますが、夏の季節にキャンディは湿気ってしまう可能性もあるので、ストレスなく摂取できるようタブレット類の方がおすすめです。
帽子や冷感タオルを入れておく!汗拭きシートも便利
避難後、元の生活に戻すために屋外作業を行う機会も増えます。そこで、帽子や冷感タオルなど、屋外作業をする時に便利なアイテムもあると良いでしょう。
帽子の中には折りたたんで収納できるものも多いです。汗を長時間かきっぱなしになっていると、それが風邪や免疫力低下の要因になってしまうので、汗拭きシートを持っておくのもおすすめです。
避難所の臭い対策も!良い匂いはリラックス効果も◎
避難所生活経験がある方の多くが口にするのが、避難所の臭いです。避難所には多くの人が集まり、それにより決して良い匂いがするとは言い難い環境になってしまっています。
そこで、リラックス効果のあるアロマオイルや消臭スプレーを持っておくのがおすすめです。匂いの強い香水などは逆に自分が周囲のストレスの原因になってしまうので、マスクの裏に少しだけ付けるなどの工夫をしましょう。
暑さによる食中毒にも注意しよう
暑さによる弊害としてもうひとつ気をつけたいのが、食中毒です。暑い季節は菌の繁殖も多いので、食べ物は必ずしっかりと火を通したり、生物は早めに食べてしまうなどの工夫をしましょう。
また、おにぎりなど手で持って食べるものの場合は、そこから雑菌が繁殖する恐れもあるので、一層アルコール消毒や手洗いを行ってから食べるようにしましょう。
ペットと避難できる?同行避難で必要なものは?
ペットを飼っている方が悩みがちなのが、ペットと一緒に避難をすることです。ペットと一緒に避難する時、一層の準備が必要です。以下で、ペットと避難をする時に気をつけたいことについてご覧ください。
各市区町村の取り決めをチェック!
まず、ペットとの避難は各市町村によって様々な取り決めがあります。市町村のHPに明記されている場合もあれば、問い合わせないとわからない場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
それによって避難する場所が区切られていたり、ペットのためにどんなものを用意しておく必要があるのかが異なります。日頃から一つの荷物にまとめておくなど準備しておく必要があります。