一方で親しい関係や恋愛関係になると、支配欲やモラハラ気質が現れてきます。恋人にルールを課して束縛したり、何かと口出しして自分のやり方やペースで物事を進めようとしたりなど。
これは親しい人間関係では自分が主導権を握りたいから。相手の自由にさせておいて相手が離れてしまったり、自分より優位に立たれて逃れられなくなったりするのを恐れているためです。
心を開くことが苦手
回避依存症の人は、心を開いて本音で話すのが苦手です。表面的な世間話はそつなくできますが、自分の本音やプライベートの話は避けるので、周囲に謎めいた印象を与えていることもあります。
人に嫌われたくない心理から「こんなこと言ったら嫌われるのでは?」と本音をセーブしている面もありますし、「弱さを見られたくない」と警戒している面もあります。
嘘つき
人に嫌われないように、人間関係の面倒ごとを避けるためにと、回避依存症の人はつい嘘をついてしまう特徴が。回避依存症の人は共感力が低い傾向があり、嘘をつくのに罪悪感があまりないのも手伝って、嘘つきになりがち。
あからさまな嘘というよりも、話を誇張して自分を良く見せようとしたり、面倒な展開を避けるために話を小さくしたりといったパターンが見受けられます。
人の連絡を無視しがちで音信不通になる
人との関係が面倒になってくると回避傾向が出てきます。連絡がしつこいときや自分の都合の良いタイミングでないときは連絡を無視しがち。連絡先を変えたりSNSのアカウントをブロックしたりして音信不通になることもあります。
付き合っている恋人に対しても、連絡が面倒になって無視したり、関係が深まるとある日突然音信不通になったりします。
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浮気してしまうことが多い
回避依存症の人はパートナーがいても他の異性に目移りしてしまうことが多く、浮気性とも間違えられやすいです。特定の人と深く付き合うことが怖いため、ある人と親密になると別の人へ気持ちが移ることも。
恋人から捨てられて一人ぼっちになるのを極度に恐れるため、浮気してキープとなる存在を作っておくという狙いもあります。
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友達と関わることが怖いと思ってしまう
回避依存症の人の行動の裏にあるのは、見捨てられ不安。人から「ダメな奴だ」と思われて見捨てられることを極度に恐れています。自己評価も低いため、「本当の自分を見せたら人に嫌われる」と思っている人も多いです。
そのため、顔見知りと表面的な付き合いはできても、友達と関わることを恐れ、友達と呼べる人が少ないという特徴も見受けられます。
仕事は熱心で優秀な人が多い
仕事に没頭していると自分の問題や不安と向き合わなくていいため、仕事熱心で優秀だと評価される回避依存症の人は多いです。
人に支配されないようにするため、仕事熱心になる回避依存症の人もいます。恋人よりも仕事を優先して恋人に踏み込まれないようにしたり、仕事で出世して自分で環境をコントロールできる立場になることで安心を得たりする狙いがあります。
愛情表現が分かりづらい
回避依存症の人は、「好き」と言葉にしたりスキンシップをとったりといった、わかりやすい愛情表現は基本的にはしません。付き合っていることそのものですでに愛情表現だと思っている人もいます。
自己開示が苦手な回避依存症の人にとって、自ら自分のプライベート話をする、友達にパートナーを紹介するだけでも十分な愛情表現であることも!
試し行為をする
主に異性に対して試し行為をするのも特徴。「こんな自分など受け入れてもらえないだろう」と思いつつもパートナーの存在に自分の存在意義を見出しているため、浮気や突き放しなど相手を試すような行動を取ります。
愛情表現は無視し、わざと友達を優先することも。パートナーが耐えかねて別れを切り出すと、「ほらやっぱり」と試し行為を予防線として、自らショックを和らげます。