ビジネスパーソンの交際においては、“資産形成力”が問われることがわかりましたが、実際、資産形成をしている人はどういった方法を取り入れているのでしょうか。
ビジネスパーソンの資産形成の実態を知るべく、資産形成に対する状況や認識を調査しました。
まず、資産形成をしている人に、具体的に取り入れている方法について質問。「株式(61.6%)」が最も多く、2位「投資信託(42.0%)」、3位「つみたてNISA(30.4%)」という結果が続きました。
資産形成をしている理由については、半数以上の人が「老後資金(52.4%)」と回答。次に「預金だけでは資産が増えないため(44.4%)」との回答が続きました。将来を見据え、資産形成をしている人が多いようです。
一方、資産形成をしていないビジネスパーソンにも、その理由を調査した結果、約7割の人が「知識がない、やり方が分からない(68.4%)」と回答しました。次いで「リスクがあるので怖い(48.0%)」、「難しい(28.8%)」に票が集まりました。
実際に、資産形成をしている人としていない人では、現金や預金だけでなく「投資信託」「株式」「保険」などを含む金融資産額に差はあるのでしょうか。
比較してみたところ、資産形成をしている人の金融資産額は、「100万円以上300万円未満(19.6%)」に最も多くの回答が集まった一方で、資産形成をしていない人は約4割が「金融資産はない(39.6%)」と回答。
資産形成をしている人の方が全体的に金融資産額が高い結果となりました。
資産形成をしている人の方が、仕事もプライベートも充実!
また、今回の調査で、資産形成は仕事やプライベートの充実度合いにも相関があることが判明しました。
現在資産形成をしている人のうち、約4割が仕事もプライベートも「どちらも充実している」と回答した一方、資産形成をしていない人の約4割は「仕事もプライベートも充実していない」と回答しました。
全体的に、資産形成をしている人の方が生活の充実度が高いと言えそうです。
資産形成が上手そうなイメージのある有名人ランキング
最後に、資産形成を上手に行っている人のイメージを知るために、ビジネスパーソンが選ぶ「資産形成が上手そうだな」というイメージのある有名人について回答してもらいました。
1位は指原莉乃さん(16.2%)、2位は北川景子さん(15.8%)、3位は堺雅人さん(12.0%)という結果になりました。
1位 |
指原莉乃(16.2%) |
2位 |
北川景子(15.8%) |
3位 |
堺雅人(12.0%) |
4位 |
佐々木蔵之介(6.2%) |
5位 |
田中みな実(5.8%) |
6位 |
大泉洋(5.8%) |
7位 |
ムロツヨシ(5.6%) |
8位 |
石原さとみ(4.6%) |
9位 |
佐藤健(3.0%) |
10位 |
新垣結衣(2.8%) |
<1位:指原莉乃>
「頭の回転が速そう(石川県・32歳男性)」
「芯があり、しっかり将来を見据えてそう (大阪府・24歳女性)」
「堅実なイメージがあるから(大阪府・29歳男性)」
「お金の使い道が分からないのでとにかくお金を貯めていると聞いたことがある。このまま貯め続ければ結構な資産が形成されそうだと思ったから(埼玉県・35歳女性)
<2位:北川景子>
「知的なイメージがあるため(兵庫県・29歳男性)」
「計画性がありそうだから(広島県・42歳女性)」
「冷静で頭が良く、できる女性というイメージがあるから(福島県・29歳女性)」
「先々のことまで考え、誠実に生活していそうだから(京都府・43歳女性)」
<3位:堺雅人>
「知的な印象があるから(東京都・44歳女性)」
「金融関係のドラマに出演していたから。真面目そうな役が多いから(東京都・32歳女性)」
「役柄のイメージから、しっかりしてそうな印象だから(福岡県・36歳男性)」
「誠実そう。奥さんも資産形成が巧そうなイメージがあるから(兵庫県・44歳男性)」
資産形成への第一歩として
今回の調査で、“資産形成力”が“モテ”に繋がることが判明しました。また、資産形成をしている人の方が金融資産額が多いことや、生活が充実している人が多いこともがわかりました。
一方で、「貯蓄から投資へ」そして「貯蓄から資産形成へ」と言い方は変わりましたが、人生100年時代を見据えた資産形成の必要性が叫ばれて約20年。日本においては依然として、欧米に比べると金融資産に占める現金・預金の割合が非常に高いという現状があります。
最近では、キャッシュレス決済のポイントが投資できるなど、本や、インターネット検索といった知識のインプット以外にも、「体験」を通して金融について学ぶことができるようになりました。
金融について学ぶための選択肢が増えている今こそ、「資産形成」への第一歩を踏み出す良いタイミングなのかもしれません。まずはご自身に合った方法で金融について「学ぶこと」からはじめてみてはいかがでしょうか。
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