新型コロナウイルス対策×避難!何を備えればいいの?
ウィズコロナの避難に備える!
- 避難するタイミングや避難先を事前に確認!
- 豪雨の中の車避難は注意が必要
- 避難所での消毒&熱中症対策グッズも備えよう
新型コロナウイルスの世界的流行によって、生活が一変した方も多いのではないでしょうか?特に、外出中のマスクをはじめとした三密を避けるために、多くの方が対処するようになりました。
では、そんな折に災害などで避難をすることになったら、どうすれば良いのでしょうか?今回は、コロナ時代に気をつけたい災害避難の方法についてまとめます。
どのタイミングで避難すればいい?行き先は?
もし災害が起こった時、今はコロナ感染を危惧する上でも避難には細心の注意を払わなくてはいけません。そこで、避難のタイミングや行き先について、もう一度おさらいするところから始めましょう。
避難は警戒レベル4から!高齢者は3から移動しよう
基本的に、避難は災害の警戒レベル「4」から、ということが原則的に決まっています。コロナ時代だからと言って災害がなくなるわけではありませんので、通常の警戒レベルに則って避難する必要があります。
ただ、高齢者の場合は警戒レベル4になってからでは避難が困難になる恐れもあるので、警戒レベル3から移動するのが安全だと言えます。
避難の準備は早めに!
ただし、避難開始になる前に、避難準備を済ませておく必要があります。日頃から持ち物や行動の流れは家族で共有しておくことにしましょう。
【分散避難】安全な親戚・知人宅やホテルに避難しても◎
ただ、避難所は多くの人が集まり、ソーシャルディスタンスを保つことも困難です。そこで、今は分散避難が推奨されています。公共の避難所ではなく、安全な親戚、知人の自宅やホテルに避難するのも良いでしょう。
ただ、分散避難は安全が確保できる場所であることを、事前にしっかりと確認しておくことがとても大切です。災害が起こりそうなときには、お互いの状況を共有しておくようにしましょう。
ハザードマップをチェック!
災害がいつ、どのように起きるか、そして災害が起きることによってどの地域が危険になるのかは、ハザードマップを見ることで確認することができます。
ハザードマップはスマホでも確認できるので、災害が起きた時は逐一チェックして避難の目安にしたり、安全なルートを通って避難するようにしましょう。
■「重ねるハザードマップ」がわかりやすいと話題!
車中泊や車の移動/避難には注意が必要!
ソーシャルディスタンスを保つために、車で避難所に移動して、車の中で過ごす、というのも方法のひとつです。ただ、車中泊や災害時の車の移動は、一層気をつけなければいけない部分もあります。
避難所までの移動で冠水エリアがあると危険
避難中に最も気をつけたいのが冠水です。冠水エリアがあると車の運転は困難である以上に危険です。そこで、避難所までのルートに冠水してしまっているエリアがないか確認しておきましょう。
その上で、車での避難が不可能な場合は歩いての避難に、また迂回ルートがありそうでなら迂回ルートを選んで避難するのが良いでしょう。