12月2日は「デーツの日」デーツの魅力からすぐに作れるレシピまで紹介!

目次
教えてくれたのは…

管理栄養士 園部裕美先生

管理栄養士 臨床分子栄養医学研究会認定カウンセラー。病院栄養士、陸上長距離実業団専属栄養士を経て、2015 年独立。栄養+心理カウンセリング、セミナー、コラム執筆、アスリートサポートなどを中心に活動。予防医学の分野に携わり、分子栄養学と心理面を合わせたセッションでは、未病で不調な方々のサポートをしている。

デーツの食べ方提案①「デーツボート」

デーツを割って、お好みの食材をトッピングするだけのお手軽メニュー。ワインのお供やちょっとした間食にもぴったりです。

デーツを縦半分に割ると、簡単に種を取ることができ、料理に使いやすくなります。

園部先生のおすすめアレンジ「フィンガーデーツボート」

糖質が主なデーツに、タンパク質や脂肪を含む食材を合わせれば、より栄養バランスが調い、血糖値の上昇をゆるやかにすることもできます。おやつやおつまみとしておすすめ。

<材料(2 人分)>
デーツ…3個
クリームチーズ…適量
ナッツ(くるみ、アーモンドなど)…お好みで適量
生ハム…適量
コショウ…適量

<作り方>
①デーツは縦に半分に割り、種を取り出す。ナッツは細かく刻む。
②デーツの断面に、それぞれの具材を乗せる。
③仕上げにコショウをかける。

園部先生からのアドバイス

  • 具材はお好みで OK。酸味のあるものを合わせると味がまとまります。スモークした鴨や水切りヨーグルトも合いますよ。
  • コショウのほか、ピンクペッパーやシナモンなどお好みのスパイスでアレンジを楽しんでください。

デーツの食べ方提案②「オーバーナイトデーツ」

デーツをヨーグルトに一晩つけて食べやすくしておく「オーバーナイトデーツ」。ヨーグルトにデーツをつけておくだでけ食べやすくなります。

前日の夜からオートミールをつけ込んでおく「オーバーナイトオーツ」が人気ですが、そのデーツバージョンです。

園部先生のおすすめアレンジ「オーバーナイトデーツ&オーツ」

デーツとオートミールの食物繊維とヨーグルトの乳酸菌の組み合わせで、腸内環境を整えるメニューです。タンパク質やビタミンを含む食材をトッピングすれば、朝食にもぴったり。

オートミールを加えているので、ボリュームもあります。砂糖を加えなくても、デーツの自然な甘味だけでおいしくいただけます。

<材料(2 人分)>
デーツ…4 個
オートミール…大さじ6
ヨーグルト…300g
ナッツ、フルーツ
(お好みでくるみ、ブルーベリー、バナナなど)…適量
きなこ(お好みで)…適量

<作り方>
①デーツは縦に半分に割り、種を取る。(より食べやすくしたい場
合は細かく刻んでもよい。)

②ヨーグルトとデーツ、オートミールを混ぜて1〜2時間冷蔵庫
に入れておく(一晩おいてもよい)。

③②にお好みのナッツ、フルーツ、きなこをトッピングする。

園部先生からのアドバイス

  • デーツとオートミールが十分に水分を吸収することで、食べやすく消化も良くなります。
  • 前日の夜から仕込んでおいて、朝、お好みのナッツやフルーツなどをトッピングするだけで、簡単に朝食ができあがります。

デーツの食べ方提案③ 「デーツバー」

デーツとナッツ、オートミールをまとめて焼くと、腹もちがよく、栄養価の高いバーができあがります。時間がないときの朝食や、小腹満たしの間食にもおすすめ。

園部先生のおすすめアレンジ「デーツのエナジーバー」

自然な甘みで香ばしくおいしい、携帯にも便利なスナックです。適度な糖質がとれるので、スポーツの合間や子どものおやつとしてもおすすめ。

食物繊維が多いので、血糖値の上昇もおだやかです。卵を入れてタンパク質を強化することで、栄養満点のバーになります。ココナッツオイルを使えば酸化しにくく、時間がたっても味が落ちにくいのもポイントです。

<材料(2 人分)>
デーツ…4個
オートミール…100g
くるみ…60g
卵(全卵)…1 個
ココナッツオイル…30g

<作り方>
①デーツは縦に半分に割り、種を取る。熱湯をかけてしばらくおき、や
わらかくしておく。オーブンを 170 度に予熱する。

②やわらかくしたデーツ、オートミール、くるみをフードプロセッサー
に入れ、細かくくだく(包丁で細かく刻んでもよい)。

③②に卵とココナッツオイルを加えてさらに混ぜる。

④オーブン板の上にクッキングシートを敷き、その上に③を5mmの厚さ
に伸ばす。食べやすい大きさに切れ目を入れておく。

⑤オーブンに入れ、170 度で 15 分焼く。焼き上がったら取り出して冷
ます。

園部先生からのアドバイス

  • フードプロセッサーを使ってより細かくすることで、食べやすく、またずっしりとした満足感のあるバーになります。
  • 形が崩れやすいので、少し抑えるように成形するときれいに仕上がります。
  • すぐに食べない場合は、よく冷ましてからジッパー付きポリ袋や瓶に入れて保存しましょう。2〜 3 日はおいしく食べられます。

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