夢中になれるものがない
毎日仕事場と家の往復ばかりで暮らしの中で夢中になれるものがない。夢中になり方を忘れてしまった。
一体何が好きだったんだっけ?なんで子どもの頃はあんなにいろんなことに夢中になれたんだろう…。
自分も何かに夢中になりたい。時間を忘れてのめりこめるような趣味が欲しい。
休日には仕事の為に啓発本やノウハウ本ばかり読んでいて必死だけれど、夢中になれるものがない。
一体どうすれば夢中になれるものがない暮らしを脱出できるのかわからなくなってしまった…。
それもそのはず。あなたの夢中になれるものがないという感情は実は当たり前のことなのです。
仕事をしている多くの大人や勉強に励む人たちが夢中になれるものがないと悩んでいます。
それは幼いころからあれはしちゃだめ。これもしちゃだめとしつけられてきたからに他なりません。
何か面白そうだなと感じる物に出会っても、授業中だからイスに座るよう指示され、趣味を仕事にしようと思っても経済的に苦しいと言われ、将来性や世間体を心配されて夢中になれるものがない状態を強いられます。
そんな暮らしをしてきた人たちが、仕事をするようになって、趣味にも夢中になれない。何か強いられている気がする…。と感じるのは当然のことなのです。
今回はそんなこわばってしまった心を解きほぐす、本当に自分の夢中になれるものの見つけ方をご紹介します。
夢中になれるものがないのではなく、見えなくなってしまっただけなんです。
きっとあなたも暮らしの中に夢中になれるものを見つけることができます。
【夢中になれるものの探し方】自分のこれまでと向き合う
まずは自分のこれまでの心と向き合ってみましょう。
小さいころ好きなことはなんでしたか?はまっていたゲームは?アニメは?よく遊んでいた遊びは?楽しそうにしていたのはどんな時でしたか?小さい頃の夢は何でしたか?夢や仕事はどうやって決めましたか?進学先はどうやって決めたんでしょうか。一番楽しかった思い出は?
自分が楽しかったと感じた要因について思い出してみましょう。小さなころに夢中になっていた趣味などに、今の自分に共通するものが見つかるかもしれません。
【夢中になれるものの探し方】自分の今と向き合う
次に、今の自分と向き合ってみましょう。
仕事をしているのであれば、仕事が楽しいかどうか。趣味があるのであれば趣味が楽しいかどうか向き合いましょう。
どうしてその仕事に決めましたか?何か面白そうだと思うことはありましたか?どうしてその趣味をしていますか?楽しいから?それともお金がかからないから?インスタグラムで映えるから?
なぜ自分がここに居て、何をしているのかちょっと向き合ってみましょう。
案外お金や体裁の為にやっていることや人間関係の為にやっていることが多いことに気が付くはずです。
本来夢中になれることは、お金も時間も忘れられるようなもののこと。
楽しいと心から感じているかな?と、一度自分に問いかけてみてくださいね。
【夢中になれるものの探し方】自分に素直になる
さて、今自分が何をしているのかがはっきりしたら、自分に素直になりましょう。
自分に素直になるというのは、簡単に見えてなかなか難しいものです。
自分がやりたいこと、今一番したいことは何なのか問いかけてみましょう。
案外寝ることだったりするかもしれませんね。
感動したい。だらけたい。友達と遊びたい。認められたい。ワクワクしたい。身体を動かしたい。注目を集めたい。物を破壊したい。バンジージャンプしたい。
どれも自分の素直な感情です。