記事の目次
- 1.倫理観ってどういう意味?
- 2.倫理観の欠如した人【特徴編】1.善悪の判断がつかない
- 3.倫理観の欠如した人【特徴編】2.マナーが守れない
- 4.倫理観の欠如した人【特徴編】3.迷惑なことに気づかない
- 5.倫理観の欠如した人【特徴編】4.金銭的にルーズ
- 6.倫理観の欠如した人【特徴編】5.人の痛みが分からない
- 7.倫理観の欠如した人【特徴編】6.自分の感情が優先
- 8.倫理観の欠如した人【特徴編】7.歯止めがきかない
- 9.倫理観の欠如した人【特徴編】8.騒音をたてる
- 10.倫理観の欠如した人【特徴編】9.義務感がない
- 11.倫理観の欠如した人【特徴編】10.コミュニケーション能力が低い
- 12.倫理観の欠如した人【恋愛編】11.大胆な行動をとる
- 13.倫理観の欠如した人【恋愛編】12.浮気を平気でする
- 14.倫理観の欠如した人【恋愛編】13.結婚しても自覚がない
- 15.倫理観の欠如した人【恋愛編】14.貞操観念の欠如
- 16.倫理観の欠如した人【恋愛編】15.傷つけていることに気づかない
- 17.倫理観を高める方法【雑学編】16.倫理観に関する本を読む
- 18.倫理観を高める方法【雑学編】17.人とディスカッションする
- 19.倫理観を高める方法【雑学編】18.ニュースを見る
- 20.倫理観を高める方法【雑学編】19.海外の情報を得る
- 21.倫理観を高める方法【雑学編】20.新聞を読む
- 22.倫理観を高める方法【雑学編】21.マンガを読む
- 23.倫理観を高める方法【雑学編】22.宗教を学ぶ
- 24.倫理観を高める方法【雑学編】23.メモに書き出してみる
- 25.倫理観を高める方法【雑学編】24.瞑想をする
- 26.倫理観を高める方法【雑学編】25.リラックスできる空間を作る
- 27.倫理観と道徳観の違いはある?
- 28.倫理観と道徳観の使い分け方
- 29.医療現場における倫理観
- 30.海外の倫理観と日本の倫理観の違い
- 31.キリスト教と仏教の倫理観の違いと特徴
- 32.倫理観を問われる状況ってどんな時?
- 33.倫理観をもう一度見直してみよう!
そういった意味で医療の現場はとてもプレッシャーのかかる環境で、日々多忙を極める状況下で、迅速かつ的確に指示を出すことが求められます。一般的な会社や環境では出くわすことがない場面に遭遇する事が多く、他者の意見を踏まえながら、倫理観や道徳観を使い分けて仕事を全うするのは並大抵なことではありません。
海外の倫理観と日本の倫理観の違い
日本では常識的なことが海外では通用しないのは、海外と日本の倫理観の違いが関わっています。倫理観は「社会が考え出した善悪の規範」です。社会や文化が違う場所で、違う倫理観が存在するのはとても自然なことです。欧米化が進む日本文化ですが、島国の日本文化が培った環境と欧米社会で成り立つ文化は異なるので、文化の違いで倫理観や道徳観が使い分けられます。
一夫多妻制がある国や、部族の掟が存在する種族での倫理観は、日本と全く違います。男性一人に多くの妻がいるなんて、日本人には考えられないことですが、それはあくまで日本の国で育ったからこそ考えられる倫理観です。文化や環境が違う場合、倫理観は上手に使い分ける必要があります。
マサイ族の多くの家庭は一夫多妻制ですが、多くの妻がいることで家族で農業や、育児を分担することができます。彼らにとって一夫多妻制は生活する上でごく自然なことなのです。妻にとってもごく自然なことで、一夫多妻制によって女性が嫉妬や妬みを感じることはありません。家族が増えることを単純に嬉しく感じます。
キリスト教と仏教の倫理観の違いと特徴
文化や育った環境によって倫理観の違いが生まれるのはとても自然なことで、人口の大部分を占める宗教がその国の文化を生み出すように、宗教による倫理観の違いが道徳観やモラルを作り出すことがあります。日本では仏教を信仰している人が大部分を占めますが、欧米諸国ではキリスト教徒が仏教徒よりも多く存在します。
キリスト教も仏教も宗派によって教えは異なりますが、違いとしてあげられるのが、キリスト教が一神教に対して、仏教は神様の存在しない無信教と考えられたり、一神教と考えられるなど、意見が別れているところです。中でももっとも大きな違いは、日本では神道と仏教が寄り添いあった形で存在するのに対して、キリスト教は唯一無二な一神教であることです。
倫理観を問われる状況ってどんな時?
倫理観が問われる状況は、日常生活の些細なことから、震災や火災、人災と言った災害時に発生することがあります。最近では2011年の東日本大震災の時に倫理観を問われる状況に直面した、様々な悲惨なニュースが話題となりました。その一つに、幼稚園の園児と先生が、災害時の避難経路を通ってバスで避難した結果、津波を避けることができずに、悲劇的な結果となってしまったニュースがあげられます。
災害現場では倫理観や道徳観の使い分けは大変難しく、人によって意見が分かれるのが、このような状況です。この心が裂かれるニュースも、親の立場や幼稚園の立場、子供の立場や他者の立場によって、見え方は全く異なります。倫理観を使い分ける必要がある緊急な状況に備えて、日常でも倫理観や道徳観を養うことはとても大切なことです。
倫理観をもう一度見直してみよう!
「倫理観は一日にしてならず!」です。考えても考えても、答えが出ない問題から、人としてのマナーを問われる日常的なことまで、倫理観は幅広く、己の信じることと倫理観、道徳観の使い分けは簡単にできることではありません。自分の考えていることや感じていることが必ずしも正しいとは限らないので、ニュースや日常の出来事から、もう一度倫理観を見直してみましょう!