【対処法④】貧血改善
貧血で寒気を感じやすい人の場合には、貧血を改善するための対処法が必要になります。貧血の多くは鉄分が不足することで起こるので、鉄分を積極的に摂るようにしましょう。
鉄分が多く含まれている食品には、ホウレン草やレバーの他、豚肉や鶏肉、大豆製品もあるので、そういったものを積極的に食べるようにしましょう。ただし、レバーは食べ過ぎに注意しましょう。
またドライフルーツでよく見かけるプルーンも鉄分が豊富なフルーツとして有名ですよね。プルーンを使った飲み物なども販売されているので、そういったものをとってもいいかもしれません。
鉄分は妊娠中には普段よりも多く摂取しなくてはいけない栄養素です。その上、いくらとっても摂りすぎることはないと言われています。
使いきれない鉄分は、足りなくなった時のために身体に蓄えておくこともできるので、摂りすぎを気にすることなく、積極的に摂るようにしましょう。
【対処法⑤】規則正しい生活
貧血や血行不良などの原因がないのに、寒気を感じやすい人は、生活習慣が乱れていないか、ということも考えてみましょう。
つわりなど妊娠初期特有の症状で寒気というのは起こるものですが、それ以外にも睡眠不足や、不規則な食生活といった、生活習慣の乱れによる自律神経の乱れも、血管の収縮を招いて寒気を誘発する原因となります。
また妊娠によって免疫力が低下しているところに不規則な生活をしたら、その影響で風邪を引きやすくなってしまいます。
妊娠したらお腹の赤ちゃんのためにも、睡眠や食事をしっかりと取って、ストレスを溜めない生活を心がけるようにしましょう。
妊娠初期には鉄や葉酸を摂ろう!
葉酸はビタミンB群の一種で代謝に関係し、DNA・RNAやたんぱく質の生合成を促進する栄養素。細胞の生産や再生を助けて体の発育に役立ちます。細胞の分裂や成熟にも大きく関わるため、特に胎児にとっては重要な成分。
妊婦にとって重要な葉酸は、妊娠初期だけでなく妊娠前から妊娠後期にかけて摂り続けることがお勧めされています。
葉酸は食べ物では、ほうれん草、モロヘイヤ、ブロッコリー、レバーなどに多く含まれており、通常であればこういった食べ物から摂取できる量で十分だと言われています。
しかし妊婦は通常の約1.8倍必要になるため、厚生労働省でも食べ物と併せてサプリで400マイクログラム葉酸を摂取することを推奨しています。
また、葉酸と同じく妊婦に不足しがちなのが鉄で、必要な摂取量が推奨量の半分にも満たない妊婦が多いという調査結果もあるくらいです。
もし、妊婦が食べ物から葉酸や鉄の必要量を摂ろうとすると、葉酸480マイクログラムはアボカド約3個、鉄21.5ミリグラムは納豆約16.5パックという大変な数になってしまいます。
そこでおすすめなのが「葉酸サプリ」です。記事冒頭でも触れましたが、①飲みやすさ②安全性③栄養素を見ながらサプリを選びましょう。
おすすめ葉酸サプリ人気ベスト3はこれ!
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妊娠初期に寒いと感じたらきちんと対策を!!
妊娠初期に得に感じやすい寒気の原因や対処法などについてみてきました。
暑いはずの夏でも感じる寒さというのは、やはりどこか体の中のバランスが崩れているということの証拠です。
お腹が張るなどの他の症状がなく、寒いと感じるだけでは、特に流産の危険性はありませんが、お母さんの体の状態というのは、赤ちゃんの体の状態に大きく影響するものです。
妊娠初期につわりなどで寒気を感じるのは仕方がないことですが、夏でも身体を冷やさないようにして、赤ちゃんを温かい身体で育むことができるようにしっかりと考えて生活をしましょう!