暮らしの中で口の端が切れる原因4
【化粧品の添加物や防腐剤の刺激】
女性に多く見られる原因が、化粧品への肌刺激によるものです。唇に塗るリップや口紅には、添加物や防腐剤が含まれています。
皮肉なことに、乾燥を防ぐために塗ったリップクリームが合わずに、アレルゲンとなって口角炎になることがあります。数日経ってから唇がカサカサしたり、細切れに切れ口ができたりといった症状も出ます。
なかなか治らない場合は、口紅やリップを替えてみることをおすすめします。替えた途端に刺激がなくなって、口角炎もきれいに治ったという声もあります。
また、今まで問題なく使っていたリップや口紅でも、突然合わなくなることもあります。唇に異常を感じたら、即座に使用するのをストップするようにしましょう。
最近は無添加の口紅やリップも増えてきているので、化粧品店でチェックしてみましょう。
暮らしの中で口の端が切れる原因5
【胃腸の調子が悪い】
胃腸はストレスの打撃を一番に感じやすい部位です。つまり、大元の原因はストレスにあるのですが、胃腸が荒れているサインとして口角炎になることがあります。
ジクジクと胃痛がするのと、口角炎が常にセットという人もいます。この場合、食べ物を替えただけでは治らないことが多く、根本から治すには、ストレスの元となるものを取り除く必要があります。
適度にストレス発散しているうちに、口角炎が治ることもあるでしょう。
また、胃に刺激を与えるような辛い・脂っこい食べ物、冷たすぎる食べ物を口にすることで、胃の消化機能がダウンしてしまうこともあります。
暴飲暴食で口角炎が現れたと自覚があるなら、脂っこい食べ物を控えたり、胃に優しい食べ物を口にするなどして、胃を休ませてあげましょう。
暮らしの中で口の端が切れるのを治す方法・予防方法1
【薬を使う】
なかなか口角炎が治らない時に直接的に効くのが薬です。口角炎には、軟膏などの塗り薬を使うのが主流です。
わざわざ病院で処方してもらわなくても、ドラッグストアや薬局で市販薬として購入できます。有名なものだと、資生堂薬品の「モアリップ」という軟膏薬がおすすめです。
モアリップは切れた口の端でなくても、予防のために塗っても大丈夫です。塗った後になめないようにだけ気をつけましょう。
自然に治るのを待つよりは、手っ取り早く薬を使う方が気分もよくなります。薬ではないですが、ビタミン剤やサプリメントを摂取するのもいい方法です。
暮らしの中で口の端が切れるのを治す方法・予防方法2
【ビタミン摂取する】
口角炎を治したり予防したりするのに、ビタミンB2とB6の摂取は重要です。
ビタミンB2はウナギやサバ、ビタミンB6はマグロやサンマなどに多く含まれています。口角炎の症状が出ていなくても、普段からビタミンはしっかり摂る必要があります。
美容や美肌にいいのが、ブロッコリーやイチゴ、柿などの果物類に含まれるビタミンCです。ビタミンB2、B6といっしょにビタミンCも積極的に摂っていきましょう。
暮らしの中で口の端が切れるのを治す方法・予防方法3
【ストレス発散する】
口は食べ物を摂取する分よく動かします。そのため一度口角炎になってしまうと、なかなか治らないだけにとても厄介です。
口角炎になる最も多い原因はストレスや疲労によるものですから、普段から適度にストレス発散することが大切です。
ストレス発散の方法は、いまやいろいろ考案されています。その中には、自分のお気に入りになるだろう方法がきっとあるでしょう。
口角炎予防に限らず、ストレス発散は日常生活で必要です。いつの間にか胃が荒れてストレスだらけ…なんてならないように、上手にストレス発散していきましょう。
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