ローファーのメンズコーデ春夏秋冬別に紹介！【おしゃれな着こなし】

こっくりした深い色のセーターやシャツ、コーデュロイやニットといった質感のあるものなどがコーディネートに華を添える秋。ローファーでの色遊びや差し色使いとしてのローファーといった着こなしも大人のこなれ感のある着こなしに欠かせません。

そういったキレイめな色などのローファーを取り入れる際のポイントとしては、ローファーだけが悪目立ちすることのないように、ローファーの素材と服の素材をそろえる、あるいはインナーの中の1色とローファーの色をそろえるなど、ローファーの魅力を前面に押し出しつつもコーディネートの中の1点とシンクロさせておくのがポイントです。

秋のコーディネートのポイントとしてローファーを取り入れる際に気をつけたいのが、その素材や造りです。アイテムの数が増える分、夏よりもさらに全身のトータルコーディネートが重要になってくる秋のファッションにおいて、チープ感はタブー。

テラテラした感じが強すぎる合革ローファーや剥げた箇所の目立つスエードローファー、手入れの行き届いていない色ムラの目立つローファーなどはせっかくのコーディネートも台無しになってしまいます。

大人のオシャレをより一層演出したい秋のファッションにおいてはローファーは少し背伸びしたくらいの価格帯のものをそろえるのがおすすめ。最初は高いと思える値段のハイブランドローファーもきちんとした手入れで長く履きこなすことが出来ればチープシックコーディネートに欠かせないローファーとなってくれます。

そうしたハイクラスブランドのローファーを購入する場合、最初の1足はとにかくベーシックなものがおすすめ。流行に左右されないデザインのローファーは経年劣化する心配もなく、年を重ねるごとに自分の足に馴染むローファーになってくれます。

牛革素材のローファーと一口に言っても、デザインや靴底の厚さ、重さなどさまざまなディテール違いのローファーが発売されています。そんな中押さえて置きたいマストローファーは牛革の中でもカーフ素材のローファーです。

特に縫製や革の光沢などによって一目で違いがわかるタッセルローファーの黒やダークブラウンは、ツイードジャケットやプレッピースタイルのジャケットとローファーの組み合わせでたちまち上質のアメリカンカジュアルスタイルが完成するほか、ロールアップデニムやコーデュロイパンツなどとの相性も良く、品の良い軽やかさコーディネートに役立ちます。

アウターにチェスターコートやダウン素材、もこもこニットなどボリュームがあるものが増え始める秋ファッションに上質ローファーを取り入れる場合に気をつけたいのは、「すっきり感」をローファーで出すということ。

上半身のシルエットラインの比重が大きくなっているコーディネートの場合などには特に、「ローファーとパンツの色味をそろえる」「わざとローファーの足元が目立つようにヌーディなレッグウェアや素足でローファーを履きこなしてみる」といった工夫が必要です。

またよりカジュアルで親しみやすい秋スタイルを演出したい際には、ローファーの色味とケンカにならない色や素材のバッグと合わせたコーディネートもおすすめ。

有名靴ブランドの中にはバッグやベルトといったメンズファッション小物も製造しているメーカーも多いので、ローファーとバッグのブランドを揃えるのも粋なオシャレの1つです。

クリスマスや年越し、忘年会や新年会といった公私共にイベントが目白押しになる冬。オンオフともにコーディネートに頭を悩ませる時期とも言えるかもしれません。

また、普段にも増して外食が増える時期でもある冬は外での靴の脱ぎ履きの機会も増えることから、思いがけなく汚れた靴などをマジマジと注視されて赤恥をかいたなどということのないようにしたいもの。

そこでそんな冬のコーディネートに取り入れたいローファーや、そうしたローファーを生かした冬の着こなしをご紹介します。

足元からの冷え込みが厳しくなる冬のコーディネートにローファーを取り入れる時におすすめなのが厚底タイプのローファーです。厚底タイプのローファーは、脚のシルエットも長見えさせてくれ、全体の比重で圧縮して見える冬のメンズコーディネートの強い味方。

またローファーの底部分のラバーが差し色効果になって、ダーク調の色に偏りがちな冬の足元のポイント効果もあります。防滑機能のある底の付いたローファーや防水機能底のローファーなら冬の氷雨の際に、靴の中まで雨が浸透してくるのを防いでくれ、ローファーを簡易レインシューズとして履きまわせます。

またローファー内部の中敷などにムートンやフリース素材を使用した冬仕様のローファーなどを選べば、ラグビーやアメフトなどのスポーツ観戦、クリスマスイルミなどの冬の野外イベントに出かける場合も足元からの冷え込みをローファーが防いでくれます。

他にも裏起毛素材のローファーや裏ボア仕様のローファーなども数多く発売さており、デザイン的にもユニセックスなローファーが大半を占めるので、サイズ違いでのカップルコーデにそうしたあったかローファーを取り入れてみるのもオシャレです。