彼氏の両親へのご挨拶...最悪なことにならないように
もしかしたら将来結婚するかもしれない彼氏への両親へのご挨拶や、結婚を報告するための彼氏の両親へのご挨拶は、取って食べられてしまうわけではないけれど、緊張してしまうものですよね。
彼氏とはいい関係を築くことができているのに、彼氏への両親の挨拶で崩れてしまう可能性もあります。
良い印象を持ってもらいたい!
彼氏の両親にご挨拶に行くときには、できれば良い印象を持ってもらいたいものです。「息子にぴったりのお嬢さんね」と言われたいというのが本音でしょう。
良い印象を持たれないまでも、悪い印象だけはつけたくないと考えている彼女は多いようです。悪い印象にならないために、彼氏の両親にご挨拶に行くとわかったら、事前に準備を始めるという人も多いでしょう。
何をするべきかわからない!
しかし!いざ準備を始めようとしたら、何をしたらいいのかわからないとオロオロしてしまう彼女もいるようです。
何をしたらいいかわからないからと言って、何も準備をしないで彼氏の両親にご挨拶に行ってもいいのかさえもわからないという人もいるかもしれません。
何も準備をしないでいって、粗相をしてしまったら、両親に失礼なことをしてしまったら、そう考えると不安で眠れないくなることも。
この記事では、彼氏の両親へのご挨拶はどうしたらいいのか、気をつけるべきポイントなどを紹介していきます。
何も準備しないで挨拶に失敗して最悪な事態になる前に、ぜひしっかりと読み込んでいってください。
当日の挨拶の言葉と流れをシミュレーション!
まずは簡単に、当日のシュミレーションをしていきましょう。何をしたらいいのかわからないのは、当日何をするのかわからないからなのかもしれません。
彼氏の両親に挨拶をするときには、どんな流れがあって、だいたいどんな言葉を交わすのでしょうか。
彼氏の家に行ってから、彼氏の家から出るまでをシュミレーションしていきます。
ポイントは彼の両親の前では彼を立てること!
彼氏の両親に挨拶をするときに、念頭に置いておかなくてはいけないのが、彼氏の両親の前では彼を立てるということです。
両親にとっては彼氏は息子なので「うちの愚息が迷惑をかけているのではない?」というようなことを言うかもしれません。例え迷惑をかけられていたとしても、それを正直に言うのはNGです。
「そんなことありません。〇〇さんには、いつもこちらが助けていただいてばかりで・・・」というのがマニュアル通りの回答になります。
①玄関での挨拶を忘れずに!
まず彼氏の家に言ったときには、おそらくは玄関で父親か母親のどちらかが迎えてくれるはずです。靴を脱ぐ前に、玄関の広さにもよりますが、玄関に入る前にご挨拶をしてから中に入るというのがマナーです。
この時のご挨拶は「○○と申します。本日は宜しくお願いします。」と簡単に一言で構いません。
もしも父親も母親も玄関に出迎えてくれていないという場合でも、玄関に入る前に「お邪魔します」と言ってから入っていくようにしてください。
彼氏と一緒だからといって、無言で入るのは失礼です。彼氏と一緒にお邪魔しますよという気持ちをこめて、両親に聞こえる程度の音量で挨拶をしましょう。
②手土産を渡すタイミングは?生ものは玄関先で!
彼氏の両親にご挨拶に行くときには、彼氏が必要ないといっても、ちょっとしたものを手土産で用意するようにしましょう。後程おすすめの手土産は紹介させていただきます。
果物やケーキなど、すぐに冷蔵庫に入れた方がいいものであれば、玄関で両親にお会いした時に「つまらないものですけれど」と言って渡すようにしてください。
生ものであれば、「時期なので、桃にしてみました」など、一言何を購入してきたか、どういう風に保存をしてもらうといいのかわかるように伝えるということも大切です。
③部屋に入ったらどこに座る?入口近くがベスト
部屋に通された時には、両親から「こちらへ」と言われない限り、下座と呼ばれる入口近くに座るのがベストです。彼氏よりは下座になるように座るといいでしょう。
部屋の入口近くが一番席としては下の位置になります。入り口の対角線上にある奥の位置が一番席としては上の位置になります。
できるだけ上の位置には両親に座っていただくようにして、上座をすすめられても「私はこちらで結構ですから」と下座に座るようにするといいでしょう。
④手土産は袋から出して手渡しを!
手土産が生ものではない場合には、座って落ち着いてから渡すというのがポイントです。紙袋に入っている場合には、紙袋から出して「つまらないものですけれど」とか「好物と伺いましたので」と一言添えて渡します。
手土産はプレゼントと同じです。片手でひょいと渡すのではなく、両手で心をこめて渡してください。
座敷などで、両親とあなたとの間に少し距離があるという場合には、少し近づいてからしっかりと正座をし直して、渡すようにするといいでしょう。
畳の上を滑らして渡したり、届かないからといって、片手を伸ばして渡すような恰好が悪い渡し方はしないようにしましょう。
紙袋は手土産を出したらすっと自分の後ろにおいて、帰るときに紙袋は自分で持って帰るようにしてください。今はまだ赤の他人の家です。自ら持ち込んだものはしっかり持ち帰りましょう。