では同棲するために住民票を移動するわけですが、明らかにしておかなけばいけない事があります。それはまず「引っ越し先が市内」「引っ越し先が市外」かということです。
転入・転出・転居の違い
・転入届=市内に引っ越ししてきたときの届け出
・転出届=市内から引っ越すときの届け出
・転居届=市内で引っ越しをしたときの届け出
絶妙に違うので要注意です。
セロー購入のため、住民票を発行してもらたよー\(^o^)/ 盆休み、平日で良かった。
— しーな (@shiena4649) August 13, 2015
念のため記載内容を確認してたら「合衆国から転入」になっててちょっと笑ってしまったw 少しだけ帰国子女気分。
※しーなはちゃきちゃきの江戸っ子です pic.twitter.com/MiTAZI32Vi
①引っ越し先が同一市内の場合は特に必要なものがありません。引っ越しを済ませてから14日以内に役所に行き、住所変更の手続き(=転居届)を済ませるだけです。
②引っ越し先が市外の場合、引っ越す前に必要な書類があります。
それは「住民票の転出届」です。簡単に言えば「私は今まで住んでいた市から転居しました」と証明する公的書類です。これがないと転入届が書けませんので必ずもらっておくようにしましょう。
実は期間が決まってる
上記のように、手続きの期間は完全に決まっており、転入届は「引っ越ししてから14日以内」と決まっています。これを過ぎると手続きがかなり面倒になりますので要注意です。
一番いいのは引っ越ししたその日に済ませてしまう事。
しかし住民票の転出届は日数が決まっていないのですが、引っ越す前、とぼんやりと決まっているので忘れやすいので要注意です。
必要なもの
大体似たものが必要になりますが、こちらを持っていくと二度手間が減ると思います。
・届出人のご本人確認できるもの(運転免許証・保険証)
・マイナンバーカード(※)必要な時もある
・委任状(※)代理人の場合
・転出証明書(転入届の場合)
・国保の健康保険証(※)加入している場合。国保はその市ごとで徴収する為、要注意
外国人の場合やその他市から特別な法的手続きを受けている方はその書類を持参するといいでしょう。気になる方は転入先の市役所に尋ねると間違いがないと思われます。
【同棲生活の方法】住民票を移動しよう
さて、住民票の事が理解出来たら次は移動する方法です。
それは簡単。上記の必要書類を持って区役所に行き「住民異動届」を書いて提出するだけ。もしわからなければ総合受付に尋ねるといいでしょう。
簡単な方法ですが、案外忘れ物をすると受理されずもう一度役所に来ることになる為二度手間になってします。方法をしっかりと見据えて一度でこなせるようにするととても楽です。
もうすぐ同棲生活だからといって気を抜いてはいけませんよ!
住民票異動届受理証と保険証が揃ったし、これでやっと生活保護の申請ができそうだ。
— はまケン@8/12 艦これオフ (@hamaken_kankore) June 11, 2017
まさか住民票の転入だけでこんなに手間かかるとは...:droplet:
今まで前住所の保険証(または住民票)+α で身分確認できたのに無効とか、松戸市厳しすぎ(´・_・`;)
住民票を移動することのメリット
住民票を移動することのメリットは山のようにあります。
というか、メリットしかありません。住民票を移さなければ5万円以下の罰金を払う事にもなりますし、税金の支払いや保険の支払いなどで困惑してしまいます。
住民票を移さなければ、前の住所に税金が届いてしまいますので、もし実家暮らしならば実家が貴方の分まで払わなくてはいけないことになってしまうわけです。それはデメリットになってしまいます。
なお、基本的に公的な書類の郵便物は住民票に記載されているところに届きます。移していないと前の住所に届いてしまい、後で大変な事になる可能性が高いのです。(例えば住民税を支払わず督促状がくるなんてことも)
他にも公共サービスが使えません。ハローワークや図書館といった社会人なら使いたい場所がつかえないのです。
住民票を移動することのデメリット
デメリットになることはほとんどありませんが、一つだけあるとすれば学生の一人暮らしでしょう。
何故デメリットになるのかというと、住民票を移すと、一緒に税金も移動されるため、お金のない学生に負担がかかってしまいます。それに郵便物なども移されるわけですから、公的書類で意味が分かないものが届いた時は両親に確認しなくてはいけません。
それだけがデメリットといえますが、それは学生のうちだけ。