【はじめに】カップルにとって同棲の意味って?
カップルの付き合いが長くなると、そろそろ結婚?という雰囲気にもなりますよね。でもいきなり結婚するのはまだハードルが高い、という二人もいるはずです。結婚のお試し期間として、同棲を選ぶカップルも少なくはありません。
ですが、同棲したからといって結婚に結びつくとは限らないのが現実です。男性と女性で、同棲に対する心理や意味合いは異なりますし、同棲したことによってそれまで見えていなかった相手の短所が気になり、別れるに至ったカップルも少なくないのが現実です。
今回は、カップルの同棲のメリットとデメリットを見ていきます。また、結婚を目指す女性が気をつけないといけない、同棲に対する男性の心理も確認しておきましょう。
結婚前に同棲する意味・メリット①仲を深められる
カップルが同棲する最大のメリットはこれでしょう。単にお付き合いしているだけだと、楽しいデートの時間もあっという間に終わりを迎えます。名残惜しい気持ちで今日もお別れ、ずっと一緒にいられたらいいのに、そんな心理で同棲に流れるカップルだって多いです。
同棲すれば、いつも一緒にいられて、さらに仲を深められます。好きな男性と一緒に生活して、共通の趣味など好きなことを時間を気にせず一緒にやって。水入らずの楽しい日々です。
これから結婚に向けて、というカップルも、同棲という責任の伴わない期間にゆったり二人きりで過ごす時間は貴重です。結婚して出産となれば、お互い仕事に家事・育児にと慌ただしくなります。同棲の期間で仲を深め、まったりと過ごせるのは、二人のよい経験や思い出になります。
男性にも女性にも、結婚前の準備段階としてお互いの仲を深める同棲期間があるのは、意味のあることだといえます。
結婚前に同棲する意味・メリット②相手がもっとわかる
いずれ結婚したい、でもお互いまだ確定ではない、というカップルにとっての同棲のメリットは、同棲を通じて相手をより知ることができる点です。
カップルとして付き合っているだけでは見えてこなかった短所も、一緒に生活をしていれば必ず見えてきます。金銭感覚に違いがあったり、デートではさっぱりした格好をしていた男性も家では服を脱ぎ散らかしていたり…。
そういったお互いの違いを許せるかどうか、結婚してもやっていけるか、それとも別れたほうがいいか。同棲することで、判断基準が得られるのはメリットです。
同棲を、結婚するかどうかの判断のために行うなら、単に「好き」の感情に溺れることなく冷静に相手を見極めるよい機会になります。
外面がよくてデートでは気づかなかったけれど、モラハラ発言が多かったりDVをする気質がある男性だった、と気づいたら、結婚は取りやめ。穏便な方法で別れるのが賢明です。
いったん結婚してからだと、離婚するのも大変です。同棲している期間のうちに、相手の男性が結婚に値するかどうかチェックできるのはメリットだといえます。
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結婚前に同棲する意味・メリット③結婚へスムーズに
同棲するメリットとして、結婚することになったらその流れがスムーズだという点も挙げられます。二人で暮らしている物件も、すぐに出産しないのであれば結婚後もそこに住む形で十分でしょう。必要な家具や家電、食器なども二人分すでに揃っていて、結婚前にあれやこれやとバタバタすることがありません。
結婚するとなると、それだけでもかなりの時間とエネルギーを必要とします。式場を手配したり、誰を招待するか管理したり。仕事と並行しながらで大変なのに、その上で新しい物件を探して、家財道具も移動させて、となるともはや大仕事。一大プロジェクトです。このバタバタが原因で結婚前に別れてしまうカップルもいるほど。
その点、同棲からの結婚なら、男性も女性も気持ちに余裕を持って、比較的スムーズに進められるのがメリットだといえますね。