◇「アヒルと鴨のコインロッカー」新藤兼人賞2007 金賞(監督・中村義洋)
◇「グラスホッパー」第25回日本映画批評家大賞(2016年)
直木賞複数ノミネートも辞退
伊坂幸太郎さんの作品は何度も直木賞にノミネートされています。ですが、「ゴールデンスランバー」がノミネートされた際、選考を辞退しました。その理由として、伊坂さんは直木賞は影響力が大きく、心穏やかに執筆できないからと語っています。
ここがおすすめ!伊坂幸太郎作品の魅力♡
伊坂幸太郎さんの作品は、なぜ多くの読者を惹きつけるのでしょうか?ファンの声をもとに、検証してみました。
幾重にも張られた伏線
伊坂幸太郎さんの小説には、伏線がいくつも散りばめられており、最後にそれらが一気に回収されていく様は読んでいて爽快です。
独特な言葉選びや台詞回し
伊坂幸太郎さんが紡ぎ出す台詞には、ウィットに富んだ言い回しが多く使われています。サスペンスやミステリーなのにくすっと笑ってしまう台詞も多いのが魅力です。
作品をまたいで登場するキャラクター
伊坂幸太郎さんの小説には、他の作品で出てきたキャラクターが登場することが度々あります。知っている人物が出てくるだけで、ファンは思わずニヤリとしてしまうでしょう。
伊坂幸太郎おすすめ小説紹介
魔王
人は大きな力を手に入れたらどうなるのか…独特な雰囲気の中で進められる小説です。2005年に出版された本ですが、現在の世の中を見通していたかのような物語に引き込まれること間違いなしです。
週末のフール
小惑星の衝突によって人類は滅亡すると発表されたとき、人はどうなるのかを描いた小説で、読み終えたときに「自分だったらどうするだろう?」と考えさせられる作品です。