2017年11月22日にリリースされた55作目のシングルです。
TAKUROさんが20年間温め続け、やっと曲として出来上がったのが「WINTERDELICS.EP〜あなたといきてゆく〜」です。モチーフを形にするまで、ミュージシャンは長い年月をかけるものなのですね。
歌詞に出てくる「あなた」というフレーズですが、このバラードの「あなた」は、父であり母であり、祖父であり祖母であり・・・自分がここに存在するための根本である家族への愛を歌い上げています。
③BELOVED
1996年8月7日にリリースされた9枚目のシングルです。
終わってしまった恋を本当の意味で終わりに出来ない、切ない思いの歌詞が涙を誘います。
一時の感情で手放した恋が、後々になってどれだけ大切なものだったかが見えてくる…。それに気づいたときは遅いのに、なぜ人はそれを繰り返してしまうんでしょうね。
どれだけ愛しいかを気付いてしまったとき、更に思いが強まる切なさが苦しくなってしまう曲です。
②Precious
2010年9月8日にリリースされた42枚目のシングルです。
自分と子供を遺し、先立ってしまった最愛の妻へ贈る究極のメッセージソングです。一生共に生きようと結婚し、子供が生まれ、幸せだった日々がある日突然途絶えてしまう…言葉にできない辛さが込められています。
泣くだけ泣いたら前へ進まなければいけない、でも泣きたいときは泣いて涙を枯らすのも必要でしょう。泣きたくなった夜、この曲を聴いてみませんか?
①COLORS
2019年7月2日リリースの最新シングル『G4・V-Democracy 2019-』に収録されている曲です。
「劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」の主題歌でもあり、父と子の絆を歌った珠玉のミディアムバラードです。
父の大きな背中、いつか父を超える日が来る、いつか子に超される日が来る、逞しく成長する子と見守る父の深い愛情を歌っています。
聴いているうちに、いつの間にかお父さんを思い出すかもしれませんね。大人になってから理解できる愛情もあるのではないでしょうか。
ファン厳選!GLAYの隠れた名曲5選!
ミリオンセラーになったり、メディアによく取り上げられる曲は誰でも知っていますが、アルバム収録曲やカップリングの曲はあまり世に出ません。
しかし、そんな中にこそ隠れた名曲があるものです!ファンが厳選した次の5曲は、きっとあなたの心に訴えかけてくる名曲として響くことでしょう。
⑤カナリヤ
1996年11月18日にリリースされたアルバム『BELOVED』の収録曲です。
過ぎた日々に思いを馳せ、夢を追った自分たちの時代を懐かしみつつも切なさが押し寄せる名曲です。失くすことを恐れない時代は危うくて、でも真っすぐで、そんな時代だから心に張り付いたまま剥がれることがないんですよね。
④May fair
1998年7月29日にリリースされたアルバム『pure soul』の収録曲です。
青春時代の甘くほろ苦い恋を思い出す、泣けるGLAYのバラードです。
大人になれば、恋愛の真似事に過ぎなかった青春時代の恋も、当時は誰しもが永遠と信じ疑わないものです。それぞれの道に進み振り返ったとき、その恋愛が輝いていたならそれはとても幸せなことですよね。