このフレーズから始まるのが印象的なこの曲。「人間じゃない」ことについて許しを請うかのような苦しさが伝わってきます。
世の中に生きづらさを感じている人には、強く共感を得られる曲です。
14位:万歳千唱
「万歳千唱」は2018年10月に放送されたNHK「RADWIMPS 18祭」から、「正解」とともに1000人の18歳世代とともにパフォーマンスした曲です。
1夜限りのパフォーマンスを選ばれた1000人の18歳世代とともに完成させるという試みで、RADWIMPSの演奏とともに1000人がコーラスとして参加しています。
力強いコーラスが、この楽曲をさらに壮大にして、大きなエネルギーを感じる曲になっています。
君がどんな顔で笑うかを彼は知っているよ
打ち上げ花火みたいに笑う君がいるよ
君が笑わないとさ それじゃ思うツボさ
さぁいざ、迎えにいこう
「君」についても歌われていて、元気がもらえる応援歌のような曲です。
13位:会心の一撃
「お前なんかいてもいなくても」がお得意の
意地悪いこの世界の口癖で
このフレーズがびっくりするほど体にすっと入ってくる曲の始まり。思わず体を揺らしてしまうような、エレキギターの音色がかっこいい曲です。
圧倒的で感動的な 理想的超えて完璧な
運命的で冒険的な 時に叙情的な未来 VS
平均的で盲目的 半永久的に安泰な
無痛 無臭 無害 無安打無失点の 未来 未来 未来
現在の世の中にうんざりするような嘆きから、サビでは可能性がある未来と今の現状が続くような未来を「VS」として対比させています。しかし不思議なことに、未来への希望が湧き上がってくる前向きな曲です。
二番では「未来と未来のvs」ではなく「世界と世界のvs」に変わります。また野球の用語が多く出てくることも特徴的です。
漢字が多く、文学的な歌詞が、野田洋次郎さんらしさを思わせます。
12位:夢灯篭
新海誠監督の大ヒット映画「君の名は。」にて、野田洋次郎さんが書き下ろした楽曲です。
とても短い曲ですが、その中にも深い意味がたくさん詰まっています。イントロの静かな雰囲気が途中で変わり、疾走感のある曲に変化しています。
君の名を 今追いかけるよ
野田洋次郎さんの言葉のセンスが光るこの楽曲。最後は映画「君の名は。」に沿ったフレーズになっています。
11位:おしゃかしゃま
バンドのかっこよさが詰まった疾走感溢れる曲。早口な歌詞も、すっと体の中に入ってきます。
カラスが増えたから殺します 更にサルが増えたから減らします
でもパンダは減ったから増やしますけど けど人類は増えても増やします
理不尽な世の中と、「神様」のように傲慢に生きる「人間」について説いています。