大人が号泣するアニメとして名高い、京アニが制作を手掛けるTVアニメシリーズ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の劇場作品です。原作は、暁佳奈氏の小説で、軍人として育てられ、戦争で両手を失った少女が、自動手記人形といわれる手紙の代筆の仕事に就きます。その中で、少しずつ人間らしい心と愛とは何かを学んでいく…というストーリー。
劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンは、アニメシリーズの完結編として放映された作品です。ヴァイオレットの健気な姿に胸が震えること間違いなしです。
アニメ映画『恋愛編』第5位:秒速5センチメートル
新海誠監督の劇場3作目の作品で、新海誠監督は本作で原作、脚本、絵コンテ、演出と多くの役割をこなしています。
一人の少年が心に思い残す淡い恋心を中心に、その過ぎゆく時間と距離が愛おしくも切ないラブストーリーが連作で綴られていきます。
本作で新海誠監督は着実に、日本のアニメ界に礎を築き、堂々の出世を果たしました。
アニメ映画『恋愛編』第4位:聲の形
聴覚の障害によっていじめを受けた少女と、その少女のいじめの中心人物となったことで周囲から疎外を受け、孤独となる少年を中心としたドラマで、人間の持つ孤独と純愛に焦点を当てた人間ドラマです。
聴覚障害をテーマとするいじめという切り口は、当初、非難を慮って公開まで紆余曲折を経ましたが、結果は大きく好評をもって迎えられ、今では2010年代に登場した画期的なアニメーション作品としての評価が定着しています。
アニメ映画『恋愛編』第3位:君の名は。
2016年に公開された新海誠監督による劇場6作目の長編アニメーション作品です。国内でも大ヒットを記録し、その後作品は世界各地で上映され、新海誠監督の名も世界規模のものとなりました。昨今のジャパニメーションの代表的な作品です。
東京に暮らす少年と飛騨の山奥で暮らす少女の入れ替わりを中心に、世界の破滅の行方の中で、終末的な恋愛を体験するというスケールの壮大な恋愛活劇となっています。
アニメ映画『恋愛編』第2位:耳をすませば
少女漫画雑誌「りぼん」に連載された柊あおいの同名作品をすたじジブリがアニメ化した『耳をすませば』が堂々1位にランクインしました。監督は『魔女の宅急便』で作画監督を担当した近藤喜文監督。宮崎駿監督は脚本・絵コンテ・制作プロデューサーを務めています。
中学3年生の少女、月島雫は図書館に行く途中、不思議なネコに遭遇し、そのネコの後をつけていきます。すると辿りついたのはとある図書館で、そこで同級生の男の子に出会って…
ジブリ作品には珍しくファンタジー色は薄めで、青春時代の淡く切ない恋心を繊細なストーリーの中に織り込む手腕が秀逸です。恋愛の切なくも美しい想いに浸ることのできる珠玉の傑作です。
アニメ映画『恋愛編』第1位:君の膵臓をたべたい
1位は「君の膵臓を食べたい」です。原作は住野よる氏の累計260万部突破の大ヒット小説で、実写版としても、映画化され話題になりました。読書ばかりで、人に無関心な高校生の少年が、ある日、人気者のクラスメイトの少女の日記を偶然に拾って読んでしまいます。いつも笑顔の彼女は人知れず思い膵臓病を抱えていた…という青春ラブストーリーです。
生きていることの尊さと、誰かと心を通わせることの大切さを思い出させてくれる作品です。衝撃のラストには、涙が止まらないはず。
学園青春ものから切ない恋愛まで!アニメ映画の胸キュンシーンに注目!
アニメ映画のイマジネーションは実写と違ってより強力に演出されることが多いので、そのファンタジックな飛翔力は天井知らずです。乙女心に胸キュンとなるもよし、ハンカチ片手に悲恋に涙するもよし、これからも恋愛アニメから目が離せませんね♪