槇原敬之の人気曲第11位:雪に願いを
1993年11月28日に発売された10th.シングル「雪に願いを」。4th.アルバム「SELF PORTRAIT」からのシングルカットで、「Red Nose Reindeer」と両A面シングルとしてリリースされました。
クリスマスソングで、恋愛というよりは大切な人たちの幸せを願った内容となっています。
槇原敬之の人気曲第10位:チキンライス
「チキンライス」は、お笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功さんのために書き下ろされた楽曲です。ダウンタウン司会の音楽番組に槇原敬之さんが出演した際のやりとりから楽曲制作の流れとなり、作詞はダウンタウン・松本人志さんが担当しています。
松本人志さんが体験した、貧困だった幼少期のクリスマスを描いた楽曲となっていて、槇原敬之さんの優しいメロディにあわせ、温かく、どこか切ないクリスマスソングに仕上がっています。
浜田雅功さんは、1995年にも同じ流れで小室哲哉さんから楽曲提供を受け、H Jungle with t名義で「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント」をリリースしています。
H Jungle with t名義では200万枚を売り上げる大ヒットという過去があるため、当時と比べる声が上がっていましたが、結果的に楽曲はヒットし、今でも定番のクリスマスソングとして多くの人に愛されています。
槇原敬之の人気曲第9位:世界に一つだけの花
2003年3月5日にリリースされた、SMAPの14th.アルバム「SMAP 015/Drink! Smap!」への収録曲として依頼されて制作された「世界に一つだけの花」。アルバム楽曲ながらも、ドラマ「僕の生きる道」の主題歌に起用され、シングルバージョンがリリースされました。
SMAPを代表する楽曲であり、200万枚以上の売り上げを記録。平成におけるシングル楽曲売り上げナンバー1という記録を持っています。
実は仏教に精通している槇原敬之さん。仏教の「天上天下唯我独尊」という考え方にヒントを得て、「ナンバーワンでなくてオンリーワンでいいのではないか」といった歌詞を書いたんだそうです。
また、絵本「星の王子さま」の「自分が世話した薔薇が一番美しい」という台詞もヒントになったと語っています。
槇原敬之の人気曲第8位:Hungry Spider
「Hungry Spider」は、1999年6月2日にリリースされた22nd.シングル。
メロディアスなナンバーで、蜘蛛が蝶に恋をしたものの、その蝶が蜘蛛の糸に引っかかってしまうという物語を歌っています。
ドラマ「ラビリンス」の主題歌として書き下ろされた楽曲で、「怪しい楽曲を」という依頼で制作されています。
槇原敬之の人気曲第7位:SPY
1994年8月25日にリリースされた12th.シングル「SPY」。ドラマ「男嫌い」の主題歌になっていました。
アップテンポのメロディアスなナンバーで、歌詞の内容は恋人の裏切りと失恋。槇原敬之さんの歌詞の特徴である具体的な描写により、リアル感が増しています。
まるでその場に居合わせてしまったかのような情景描写に、リスナーはグングン引き込まれていくんですね。
攻撃的な内容の楽曲となっていて、槇原敬之さんの持つ魅力は、優しさや包容力だけではないと気づかされる1曲です。
槇原敬之の人気曲第6位:僕が一番欲しかったもの
「僕が一番欲しかったもの」は2004年7月28日にリリースされた32nd.シングルです。イギリスのR&Bグル-プ・Blueの日本2nd.シングルとして楽曲提供した「THE GIFT」のセルフカバーです。
ドラマ「ラストプレゼント 娘と生きる最後の夏」の主題歌に起用され、2006年と2014年にもCMソングとしてタイアップがついています。
優しいリズムが印象的なナンバーで、ライブでは手拍子やコ-ル&レスポンスで盛り上がります。
人生において大切なものとは何かを考えさせられるような内容で、物語調になっているので心にすっと染み込んできます。