アーティストへの楽曲提供も行う槇原敬之
・名前:槇原敬之(まきはらのりゆき)
・愛称:マッキー
・生年月日:1969年5月18日(2020年現在50歳)
・出身地:大阪府
・職業:シンガーソングライター・音楽プロデューサー
槇原敬之さんは、1990年にデビューしたシンガーソングライターです。デビュー前から、坂本龍一さんのラジオに投稿した楽曲が絶賛され話題になるなどしていました。
デビュー後は、ミリオンセラーを連発し、紅白歌合戦にも出場。発売から20年近くが過ぎても、誰もが知っているような名曲を数多く持っています。
槇原敬之さんの歌声は、優しく太いのが特徴。その歌声で多くのリスナーを包み込み、恋愛ソングだけでなく、ライフソングの評価も高いボーカリストです。さらに、ポップスからR&Bまでを歌いこなす歌唱力を持っています。
槇原敬之さんといえば、自身の音楽活動だけでなく、他アーティストへの楽曲提供が多いことでも有名です。
今までに楽曲提供したアーティストは、CHEMISTRYやSMAPといった男性グループから、平原綾香さんや浜崎あゆみさんなどの女性ソロ歌手、さらにダウンタウン・浜田雅功さんやフランス歌手・クレモンティーヌなどバラエティ豊かな面々です。
CMソングにも多く起用されてきた
槇原敬之さんの楽曲は、心に届く歌詞と、優しく力強いボーカルが魅力。世代や性別を超えて老若男女に愛される要素を兼ね備えているためか、CMや主題歌への起用が多いのも特徴です。
CMでは、JRや電力会社などの会社をアピールするものから、車やハンドクリーム、ビールなどの商品アピールのためのものまで多岐に渡ります。
また、東北新幹線新青森駅開業キャンペーンのために書き下ろした楽曲もあり、東北地方では復興ソングとされています。
切なく心に響く歌詞が人気
槇原敬之さんの楽曲制作は、先に歌詞を書いてからメロディをつけるというスタイルがほとんど。音に合う言葉を探すのではなく、言葉に合う音を探してメロディを紡いでいくため、歌詞を非常に重視していることが分かります。
槇原敬之さんの書く歌詞は、抽象的な表現がほとんどありません。多くは、情景をリアルに描写し、心情を重ね、まるで物語のようなストーリー性を持っています。
リスナーは自身の体験に歌詞の世界を重ね、共感しているようです。
それもあってか、槇原敬之さんの楽曲は歌詞への評価が非常に高く、「聴くと励まされる」「癒される」という声が多いです。槇原敬之さんの柔らかな声に包まれた印象的なフレーズは、リスナーの心にすっと入ってきますね。
槇原敬之の人気曲ランキングTOP15!
槇原敬之の人気曲第15位:LOVE LETTER
「LOVE LETTER」は、1996年10月25日リリースの6th.アルバム「UNDERWEAR」に収録された楽曲です。
リリースから10年以上経った2008年にNTT東日本のCMソングとして起用されました。
就職によって地元を離れる想い人への気持ちを綴ったミディアムテンポの楽曲で、切ない気持ちを自身の体験に重ねた人も多いでしょう。
槇原敬之の人気曲第14位:No,1
1993年9月1日にリリースされた8th.シングル「No,1」。2015年の映画「俺物語!!」の主題歌として使用され、月日が経っても色あせない魅力を証明しました。
恋の始まりを歌った内容のスカナンバーで、槇原敬之さんの柔らかく太い歌声とよく合っています。
中国のアーティストが北京語や広東語でカバーしています。
槇原敬之の人気曲第13位:どうしようもない僕に天使が舞い降りてきた
「どうしようもない僕に天使が降りてきた」は、1996年9月25日にリリースされた15th.シングルです。
恋人と喧嘩して羽毛枕を破壊された上、飛び出してしまった恋人を追いかけるというシチュエーションを歌っています。走り続ける恋人の服から落ちる羽毛を、天使が落とした羽根のようだと例えています。
実はすべて槇原敬之さんの友人が体験した実話だそう。細かい情景描写や、そのときの様子をオシャレに切り取って心情に重ねる手法は、槇原敬之さんの楽曲の定番。まさに真骨頂と言えるでしょう。
槇原敬之の人気曲第12位:GREEN DAYS
「GREEN DAYS」は、2007年8月15日にリリースされた36th.シングル。ドラマ「牛に願いを Love&Farm」の主題歌で、自動車のCMソングとしても起用されていました。
メロディアスなナンバーで、テーマは「青春」。リリース当時のインタビューで、槇原敬之さんは「いくつになっても分からないことだらけで、誰もが本当のことを探してる。その間はみんな一人じゃない」と語っていました。