【テニソン(イギリス)の名言】
結婚前には両目を大きく開いて見よ。結婚してからは片目を閉じよ。
恋愛時代にこそ、チェックすべきポイントが盛りだくさんかもしれません。結婚前は、誰しも相手のいいところが目につきやすいものです。
ところが生活を共にするようになると、あいにく相手の悪いところもたくさん目につくようになっていきます。
そこで求められるのが忍耐、そして悪いところを受け入れてやっていくという覚悟です。多少のことには目をつむらなくてはなりません。
相手の悪いところを直そうとするよりも、「こんなものだ」と受け入れてやっていく方が、よほど楽に結婚生活を送ることができ、人生の墓場とならずに済むでしょう。
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【チェーホフ(ロシア)の名言】
結婚生活で一番大切なのは忍耐である。
ずばりそのものの名言ですね。日本で昔から結婚生活の形容として使われてきたこの格言は、実はロシアの文豪チェーホフのものだったんです。
先ほどの「片目を閉じる」という表現に通ずるものがありますが、ある程度許容できないと、結婚生活はまず続きません。
そして、夫婦どちらか一方でなく、忍耐はどちらにも必要とされる技能です。どちらか一方では、待っているのは別れです。
お互いがお互いを思い遣って、忍耐を続けることが、結婚生活という縁を続けるポイントと言えるかもしれません。
結婚とは何か?結婚における名言・誓うべきこと6
【伊達政宗の名言】
朝夕の食事はうまからずともほめて食うべし。
独眼竜の戦国武将、伊達政宗が発したにしては、ずいぶんフェミニストな印象を受ける言葉ですね。でも、女性としては「よくぞ言ってくれた!」と、思わず拍手したくなります。
近代の日本においても、食事が出てきても、夫から感謝の言葉ひとつないとはよく聞く話です。「当然だと思ってるの?」と妻が激高するのもムリありません。
おいしくないなら、夫婦でどうすればおいしくなるのかを考えるべきなのです。「おいしくない」と言われるばかりでは、相手もどう対処していいのかわかりません。
日々お互いがしてくれることを当然と思わず、感謝の言葉を口にする。長く夫婦生活を続けるためには、なくてはならない心遣いです。
結婚とは何か?結婚における名言・誓うべきこと7
【バルザック(フランス)】
善良な夫は、決して夜早く寝ないし、朝は遅く目覚める。
「そうなのかな?」と考えさせられる言葉ですね。たしかに、夜寝るのも遅い、朝起きるのも遅いとなれば、妻としては生活が乱されるしで、たまったものではないでしょう。
どれだけ時代が移り変わろうと、よき夫は規則正しい生活を送り、マジメにコツコツ働くという点は変わりがないようです。