財布を拾ったらどうすべき?警察に届けないとどうなる?

財布を拾ったらどうすべき?警察に届けないとどうなる?

道を歩いていた時や商業施設などでお財布を拾ったことはありませんか?そのお財布は警察へ届けましたか?それともネコババしちゃいましたか?今回は日常の雑学としてお財布を拾った時のベストな行動と警察へ届けなかったらどうなるのか解説したいと思います。

記事の目次

  1. 1.お財布を拾ったらどうしますか?
  2. 2.お財布を拾ったらすべきこと
  3. 3.拾ったお財布を警察へ届けないとどうなる?
  4. 4.拾ったお財布の中身を使うとどうなる?
  5. 5.拾ったお財布を警察へ届けると
  6. 6.拾ったお財布の権利
  7. 7.拾ったお財布の権利は放棄する人が多い!?
  8. 8.拾ったお財布はきちんと届けよう

お財布を拾ったらどうしますか?

生活をしていると色んなことが起こりますよね。何かわからないことがあったらネットで雑学を教えてくれるサイトを見て、日常で役に立つ雑学の知識を得る人も多いのではないでしょうか。

今回はそんな雑学の中でもお財布を拾った時の雑学を紹介したいと思います。

防犯カメラもなく、誰も見られていない時にお財布を拾ったら、その中身が100円でも警察へ届けますか?それとも「ラッキー」と思ってこっそりもらいますか?

少額のお金なら罪にはならないんじゃない?防犯カメラもないし、誰にも見られてないから罪に問われることはないんじゃない?と思っている方も多いです。

では実際お財布を拾ったらどうすべきなのか明日から役に立つ拾得物に関する雑学を解説します。

お財布を拾ったらすべきこと

子供の頃に道端でお財布を拾ったら、きっと交番に届けていましたよね。それが大人になると、お財布が落ちていたら「いくら入ってるんだろ!今日はついてるかも!」なんて思うようになるものです。

では、もしお財布を拾ったらすべきことを順番に見ていきます。

お財布を拾ったらすべきこと①拾った日時と場所を覚える

まず1つ目は日時と場所の確認です。お財布はいつ見つけたのか、どこにあったのかをきちんと覚えておきましょう。

後で警察へ届けた際に、お財布を見つけた日時を尋ねられます。

ただ、お財布を商業施設や駅構内などで発見した場合は、警察へ行かないで施設内にある店員さんや駅員さんに届けた方がよいでしょう。

もし落とし主が近くにいれば、落とし主はまず自分がいた場所の近くからお財布を探し始めます。その時あなたが警察ではなく施設内に届けていたら、早急に対応することができます。

いずれの場合にしても、拾った日時と場所は明確に覚えておくことが必要です。

お財布を拾ったらすべきこと②中身は見ないこと

お財布を拾ったら気になるのはその中身ですよね。「大金が入っていたらどうしよう!」となぜか少しワクワクしながら中身を見てしまいたいところですが、中身は見ないようにしましょう。

絶対に見てはいけない、何か罪になるというわけでもないのですが、もし中身を見て触ったことが落とし主が気づいたら落とし主もあまりいい気分はしません。

自分が逆の立場だったら嫌ですよね。中身を見たり出したりしないことがマナーです。

また、中身を見てしまうとその証拠があなたの指紋によって判明してしまいます。もし、落とし主が見つかって、お財布の中身を確認した時に、入っていたお金が少なかったり、クレジットカードやキャッシュカードのような貴重品がなくなっていたら、その指紋の痕跡により、拾ったあなたが疑われる可能性もあります。

よって、中身は見ないでそのまま届けるようにしましょう。

お財布を拾ったらすべきこと③早急に届ける

3つ目はお財布を拾ったら早急に警察や施設内のスタッフに届けることです。

基本的にお店などの施設で拾った際は24時間以内に施設内のスタッフに届ける必要があります。そのお財布を持ったまま施設の中をウロウロしたり、施設から出たりしない方がよいです。

商業施設や駅などには防犯カメラが設置されていることが多いです。もし、拾った財布を持ってウロウロしているところが防犯カメラに撮られていたら、あなたが盗んだと疑われてしまいます。

防犯カメラが設置されていない場所でも、周囲では誰が見ているかわかりません。早急に届けましょう。

施設以外での道端や公園などの場合は1週間以内に届けることが必要とされています。路上などのケースでは近くに交番や警察署がないこともあります。よって1週間以内の猶予がありますが、できれば早めに届けることをおすすめします。

施設内でも路上の場合でも時間が決まっているのは拾った人にはお礼をもらえる権利があるためです。このお礼の権利は後で詳しく説明します。

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拾ったお財布を警察へ届けないとどうなる?

では、拾った財布を警察に届けないでこっそりネコババしてしまったらどうなるのでしょうか?

防犯カメラがないから、誰も見てないから、入っていたお金が小額だったからなど、色々理由はあると思いますが、拾ったお金を自分のものにすることは罪になります。

これは刑法で定められており、「遺失物横領罪」になり、その罰は1年以上の懲役または10万円以下の罰金が課せられます。

拾ったのに横領の罪になるなんて意外だと感じますが、やはり他人の物を取ってしまったということは罪になるため拾ったお財布を自分の物にしてはいけないのです。

拾ったお財布の中身を使うとどうなる?

人のお金を無断で使うことは誰でもダメだと思いますよね。では落ちていた財布の中にあったお金を使うのはどうでしょうか?

落ちていた財布だし、誰のものかわからないので使うことは別に罪にならないと考えてしまいがちです。

まして、500円とか1000円くらいまでなら、何に使うかその場で考えてしまいそうです。

しかし、拾った財布の中のお金を使うことは罪になるのです。それがいくら少額でも勝手に使うと「遺失物横領罪」になってしまうのです。

確かに、防犯カメラもない、誰もいない道端で拾った100円でジュースを買ったとしても、あなたがそのお金を使う瞬間を誰にも知られているわけではないので罪に問われる可能性は少ないです。

けれども、刑法では罪になるということを知っておきましょう。よくSNSで「お金を拾いました!」とか「拾って使います!」という写真を載せている人もいますが、あまりそのような行為はしない方がよいでしょう。

拾ったお財布を警察へ届けると

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拾ったお財布の権利

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