産後のむくみがひどい！足のむくみはいつまで続く？原因と解消法は？

出産後に足や顔などにむくみが出るのはちょっと辛いものですが、この出産後のむくみというのはいつまで続くのでしょうか。

中には夜も眠れないほど足のむくみに悩んでいる人もいるので、辛いむくみに悩んでいる人は、いつまでこのむくみが続くのか気になっている人も多いでしょう。

出産後のむくみは、産後の自然な生理現象の一つで一般的にはいつまでも続くものではありません。

大体、産後1ヶ月程度で治まってきます。産後1ヶ月たってもむくみが続くようなら、1ヶ月検診で相談した方がいいでしょう。

出産後に足がむくむのはちょっと辛いものですよね。産後の疲れでしんどい中、足がパンパンにむくんでいると、体もゆっくりと休めないような気がしてしまいます。

出産後のいつまでも続くかのような、足のむくみを解消するためにはどうしたらいいのでしょうか。

ここからマッサージなどの産後のむくみの解消法についてみていきます。

産後にむくみがひどい時には、足湯をすることがおすすめです。

むくみの解消に一番良いのお風呂に入ってマッサージすることなのですが、出産後1ヶ月は、お風呂に入ることができません。

その代わりに足湯をすることで、第2の心臓と呼ばれる足の裏を温めることができて、全身の血行を促すことができます。

洗面器やバケツに足首まで浸かる程度のお湯を入れて足を入れるだけでいいので、家でも簡単にできます。ぜひやってみたらいかがでしょうか。

産後のひどいむくみの解消には、マッサージをすることも効果的です。

特に、足湯をして血行が良くなった後に、リンパの流れを促すようにマッサージをしてあげると、身体にたまった余分な水分や老廃物を排出させることができます。

マッサージのやり方は、まず足の裏の足の付け根からかかとに向かってさすってマッサージします。

次に、ふくらはぎを下から上に向かってマッサージしてから、ひざの裏を指で押します。

ふくらはぎや太ももを雑巾を絞るような感じで揉んでマッサージするのも効果的です。

出産後にひどいむくみを解消するためには、運動をすることも大切です。

とは言っても、産後1ヶ月は体重が気になっても、ほとんど運動ができないので、産褥体操をしっかりとやるようにしましょう。

産褥体操で体をしっかりと動かして伸ばしてストレッチをすることで、全身の血行を促して、余分な水分を排出させる効果があります。

体のむくみを解消するためには、減塩することが大切です。

塩の主な成分であるナトリウムを摂りすぎると、どうしても体は水分を溜め込みやすくなり、むくみが出てしまいます。

産後の食事は、バランスのとれた食事が基本ですが、むくみがひどい場合には、さらにその食事から塩分を控えるようにしましょう。

むくみを解消するために、減塩をしたら、同時にナトリウムの排出の効果が高いカリウムを摂取するようにしましょう。

カリウムを沢山体に取り入れることで、むくみの原因となるナトリウムが排出されます。

カリウムが沢山含まれている食品は、納豆やほうれん草、パセリやアボカドなどの野菜や、昆布やひじき、わかめといった海藻類、杜仲茶、ハト麦茶、ドクダミ茶、柿の葉茶といったノンカフェインのお茶になります。

むくみがひどい時には、こういったものを積極的に食べるようにしましょう！