50年代ファッション
50年代と言えば何を思い浮かべますか?
そもそも50年代は
日本が戦争を終えて間もない頃。
日本の復興・建て直しに人々が尽力するように、
明るい未来を思ってエネルギッシュで強く華やかな
ファッションが流行していった時代です。
世界中がアメリカンのファッションに強い関心を持ち、
インスパイアされていったのが50年代です。
さて、50年代のファッションは
具体的にどのようなものが流行っていたのでしょうか?
50年代と言えば今のファッションの基本ともなる
お洒落で可愛いスタイルが沢山栄えた頃です!
思わずうっとりするほど可愛いファッションを知っていきましょう!
素敵な雰囲気に魅了されること間違いなしです!
50年代のレディースファッション
まず50年代のファッションの特徴としては、
①ニュールック
②サブリナパンツ
③ネッカチーフ
が大流行しました!
それぞれどのようなスタイルのファッションでしょうか?
紹介していきます。
アメリカの50年代レディースファッション①ニュールック
1947年、ディオールが
”ニュールック”を発表しました。
ニュールックとは
肩周り・胸が丸く、ウエストはくびれを強調し
Aラインのスカートが特徴のシルエットのことです。
ニュールックは世界中で大変流行しました。
スカートはフレア状で
ふわっと膨らんでいるのが特徴です。
スカートの中にペチコートを履いていたようです。
日本ではこのAラインのスカートを
”落下傘スカート”と呼んでいました。
洋服のカラーも明るいものが多く、大変華やかです。
アメリカの50年代レディ-スファッション②サブリナパンツ
サブリナパンツが大流行したのは、
オードリー・ヘップバーンが映画「麗しのサブリナ」で履いてた事がきっかけです。
銀幕のスター、オードリーがこのパンツを履いたことで
人気に火が付き”サブリナパンツ”と呼ばれました。
サブリナパンツの特徴は
腰から裾までピタッと身体にフィットする、7・8分丈でのパンツです。
世界中、日本でも大流行しました。
アメリカの50年代レディースファッション③ネッカチーフ
首にスカーフを巻くスタイルのネッカチーフは、
オードリー・ヘップバーンが映画「ローマの休日」で
着こなしたことで大流行をしました。
ネッカチーフは三角形のスカーフで出来ており、
三角形の下の部分から巻いて首に結びます。
留め具を使って、
シャツの第1ボタンと第2ボタンの間で留めます。
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