ハンドクリームを顔に塗ってもいいの?
冬には手が乾燥しやすくなるので、ハンドクリームを使う人は多いと思います。
でも1シーズンでは1本使い切れないまま、ゴミ箱へというのを経験した人もいるのではないでしょうか。
余ってしまったクリームを、他にも何か使えないかなと考える人もいるかもしれませんね。
もしかしたら顔にも塗れるのではないか、と思う人もいるのではないでしょうか。
でも顔に塗って何かあったら困るし、と躊躇している人には朗報です。
ハンドクリームは、顔に塗っても大丈夫です。
ハンドクリームを顔に塗ることには、メリットや効果がたくさんあるのでおすすめです。
でもデメリットや注意点もあるのです。
今回はハンドクリームを顔に塗る効果や、注意点をまとめさせていただきます。
顔にハンドクリーム?ハンドクリームって?
ハンドクリームとは、その名前の通り手に塗るために特化したクリームのことです。
手は顔と同じで、常に外気に触れている部分ですね。
そのため空気の温度差が直接あたる、過酷な状態にあると考えられています。
さらに顔よりも、手の皮膚は酷使されています。
事務仕事をしている人であれば、指は常に動かしていますし、外で働いている人は、汚れたり、何かを持つことで手に摩擦が起こったり。
家事をする人であれば、水に濡れたり、その水を拭くことで摩擦が起こったりと、手には様々な刺激が加えられます。
そのためハンドクリームには、まず水に濡れた時に余分な水分の蒸発を防ぐシアバター、スクワランや美容オイルなど油溶性成分が多く配合されているものが多いのが特徴になります。
外気や水仕事で、手は乾燥しやすい状態です。
それを防ぐことが、ハンドクリームの一番の効果とも考えられています。
さらには水ですぐに流れてしまわないように、多少水から守る成分が含まれていることがあります。
また手は、イロイロな刺激を受ける事から、皮膚が固くなってしまうことがあります。
その固くなった皮膚を柔らかくするために、尿素が配合されているものもあります。
尿素の他にも、美肌や美白成分、アロマ成分など、ハンドクリームによっては、手の皮膚のために必要だと思われる成分がたくさん含まれていることがあります。
顔にハンドクリーム?フェイスクリームとの違いは?
フェイスクリームも、その名前の通り顔に特化したクリームです。
体の他の部分よりも皮膚が繊細な顔のために、クリーム自体も繊細なものが多いのが特徴です。
どのクリームよりも、美容成分が多く配合されているのも特徴です。
美白や美肌成分、UVカットの効果がある成分なども配合されていることがありますよね。
顔に塗るためのクリームですから、もちろん顔に塗るのには一番のおすすめのクリームです。
スキンケアの1つとして、フェイスクリームを取り入れている人は多いと思います。
ちなみに、ボディークリームというクリームもありますが、体は服に守られているので、あまり外からの刺激を受ける事がありません。
また使用する範囲も広いため、比較的安価で、美容成分の配合も低いものが多いようです。
クリームを塗った後でも、べたつかずに服が着れるように、保湿成分も抑えられているようです。
顔にハンドクリームのメリット
最初に書いた通り、ハンドクリームを顔に塗ることはメリットがたくさんあります。
クリームによる違いをまとめましたが、実際に顔にハンドクリームを塗るとどんな効果があるのかをみていきたいと思います。
顔にハンドクリームのメリット①保湿効果
まず一番高い効果としてあげられるのは、保湿効果です。
ハンドクリームで一番に考えられている効果が、水仕事などで乾燥してしまわないように考えられているクリームだということです。
油分を多めに配合されているハンドクリームは、保温効果がバツグンです。
乾燥肌の顔の人や、エアコンなどで顔の肌がカサついてしまうという人には、保湿効果は重要です。
ハンドクリームは、それに必要な保湿成分がたっぷりと配合されているので、カサツキが気になる人には、ハンドクリームを顔に塗るというスキンケア方法はおすすめなのです。