好きとは何かわからない？恋愛感情と友情を見分ける方法って？

この場面での自分テスト。それは、彼をデートに誘ってみること。
と言っても、いくら気心が知れた友達同士でも、男女の仲。
「ふたりでどっか行きたいね」
なんて誘い方をしたら、彼がその気になり、引き返せないことになってしまうリスクがあります。

そこで、ここはなるべく具体的に、彼に何か、助けてもらう、手伝ってもらう。そのために1日つきあわせるという設定で誘ってみましょう。
たとえば『兄の誕生日プレゼントを選ぶんだけど、どんなのがいいか分からなくて…』とか。

彼がOKしてくれたら、あなた自信はその日のことを『彼とのデート』と思うようにし、バッチリおしゃれして出掛けてみましょう。
ここまでしても、やっぱりドキソワがやって来ず、逆に『私、何やってんだろ？』と醒めた気持ちになってしまうようなら…
残念ながら、彼への気持ちは恋愛感情ではないみたいですね。

彼への気持ちを見分ける方法の中で、一番単純明快なのは、実はコレかも。
試してみてください。想像できますか？
普段から彼と深い関係になったり、ボディタッチする場面を妄想するのが苦手という人は、代わりにそういう場面が出てくる漫画やビデオを見てください。
そしてその中の男女を、彼とあなたに置き換えてみましょう。

うっとりしたり、興奮して来たり…とまで行かなくても『これもアリかも』と思えるなら、彼への気持ちは恋愛感情です。
なぜなら、友情しか感じない相手とムリに想像すると、違和感や嫌悪感、気持ち悪さしか感じないはずだからです。

友情と恋愛感情の違いとは、正にこの、身体の接触に対する違和感、気持ち悪さの有無で見分けることができるものなのです。

夢には、自分の心のとても深い所で思っていること、感じていることが反映すると言われています。
誰がどんな風に登場するか、コントロールできる人はほとんどいない。
さほど親しくない人や、嫌いな人が出てくることも。

なので彼が夢に出てきたからと言って、それだけで『好き』かどうかを見分けるには難しい。
でもひとつだけハッキリ言えるのは…

もし夢の中で、彼とあなたが同じベッドで寝ていたなら、その夢の意味は間違いなく『彼が好き』です。
場面⑤でも書いた通り、友情しか感じてない相手と、たとえ夢の中でも身体が接触するイメージを持つことはありえないからです。

そういう夢や妄想をしてしまう自分をいやらしい、汚いと感じてしまう女性もいるかもしれません。
けれど、好きという気持ち、恋愛感情は、本来相手に触れたいという衝動が強く結び付いているもの。それがないのが友情です。

好きな彼と一緒にいるシーンを想像したり、夢に見たりすることは、恋する女性にとってごく当たり前のこと。ちっともいやらしくなんかないですよ。

彼が、あなたの知らない女性と、仲むつまじく話しているのを見かけた時。
嫉妬の焔がメラメラと燃え上がってきたら、その感情の意味は『好きだから』でしょう。

ただ、嫉妬なら友達にもします。
仲のいい友人が、自分の知らない人と親しそうに話していると、なんだかモヤモヤした気分になり、わざと割り込んで会話の邪魔したくなったり… ありますよね？

この場面の嫉妬が、恋愛感情によるものか、彼が友達だからなのか区別がつかない、ということなら、別の場面をイメージしてみましょう。
あなたと彼の共通の友達の女性。その彼女と彼が、ふたりきりで何やら話し込んでいます。
あなたは嫉妬しますか？

実際その場になってみないと分からない、ということなら、その彼女に頼んで、ちょっと彼とふたりで話してみてもらってもいいでしょう。つまり、実験です。

彼女もあなたの友達なのに、しかも、頼んでやってもらっていることなのに、話し込むふたりを見てどうにも気分が悪かったら…
あなたは彼に恋しています。
自信を持ってください。