前髪が崩れる原因は?
ワックスやケープ、ヘアスプレーといったスタイリング剤の活用によって、前髪キープに役立てていくことができますが、改めて、なぜ前髪のキープは難しいのか、確認しておきましょう。
前髪キープの大敵 水分量の変化
前髪のキープが難しい原因としては、まず、髪に含まれる水分量の変化を挙げることができます。
前髪の水分量は、空気中の湿気や汗など、外的要因によって、多くなったり少なくなったりすることがあります。
髪に含まれる水分量が変化することで、前髪が膨張しやすくなり、うねりやクセ毛が出てきてしまうのです。
そうなってくると、一回セットしたヘアスタイルや前髪であっても、次第に変形してきて、残念な感じになってきてしまいます。
こういった水分量の変化に負けないためにも、ケープやスプレーといったスタイリング剤の活用がカギを握っていきます。
前髪キープの大敵 髪のダメージ
髪に含まれる水分量の変化によっても、前髪のキープを阻害する原因となりますが、さらに髪のダメージによっても、前髪のキープが難しくなってくることがあります。
乾燥などが原因で、髪のキューティクルが剥がれてきてしまうことがあります。
キューティクルとは、髪の周囲を覆って、髪を守る役割を果たしてくれているものですが、それが剥がれてしまうと、汗や湿気などの外的要因で、髪全体が崩れやすくなってしまうのです。
キューティクルは熱風にも弱いという特徴があるので、あまりドライヤーを近づけて長時間するのも避けておきましょう。
コテやヘアアイロンでもダメージを受けやすいので、いずれにしても、長時間の使用は避けておいた方が良いでしょう。
前髪のふんわり感をキープする方法
前髪キープが難しい要因を把握して、ワックスやケープ、スプレーといったスタイリング剤の活用によって、少しでも良い状態の前髪をキープしていくことが可能となります。
そういった中でも、前髪にふんわり感を持たせたいという女性も多いでしょう。
前髪をふんわりさせることで、女性らしい柔らかい雰囲気や優しいオーラを醸し出していくことができますよね。
前髪のふんわり感を出していく上では、ブローの際に、丁寧に根元から優しくブローをかけていくことがポイントとなります。
前髪を上下で2つに分けていくようなイメージで、ブロックごとにブローをかけていくと良いでしょう。
前髪の根元からブローをかけるというところがポイントであり、反対側の手で、しっかりと前髪を持ち上げておくことも大切です。
前髪のふんわり感をキープする方法 ロールブラシを活用する
前髪のふんわり感をキープしていくという点においては、ブローと共にロールブラシの活用も効果的です。
ロールブラシを前髪の根元に当てていきながら、頭皮に対して斜め45度程度の角度で、上に向かって引き上げながら、毛先に向かってゆっくりと滑らせていくと良いでしょう。
そうすることで、ブローによって温まった状態の前髪の固定化にもつながりやすくなっていきます。
髪の根元から形作っていくことで、その後のケープ、スプレー、ワックスといったスタイリング剤の効果も上がっていくので、ブローとロールブラシを上手く活用して、理想的な前髪スタイリングを行っていきましょう。
前髪のふんわり感をキープする方法 ベビーパウダーの活用
前髪をキープしたり、ふんわり感を維持したりするために、ワックスやヘアスプレーといったスタイリング剤を使うのも効果的ですが、そういったスタイリング剤以外にも、ベビーパウダーの利用もおすすめすることができます。
通常、赤ちゃんに利用するベビーパウダーを髪の毛に利用することに驚きを感じる方もいるでしょうが、前髪のキープという点においては、うってつけのアイテムでもあります。
ベビーパウダーを前髪の裏側と額に薄くつけておくことで、まるでヘアワックスのような働きをしてくれるのです。
ベビーパウダーにも、ワックスと同じようなスタイリング剤としての機能が備わっているので、ワックスやヘアスプレーを持っていないという場合には、ベビーパウダーの活用も検討してみると良いでしょう。