高圧的な態度の人は実は臆病?
人間関係を良好に保っていくというのは大変ですよね。学校の友達や、バイト仲間、会社の同僚や上司に、ママ友など、人が築かなくてはいけない人間関係はとても多いものです。そんな人間関係では、高圧的な態度をとってくる人には、どうやって対応いしたらいいか悩んでしまうこともあります。
あなたはそんな高圧的な人にはなっていないでしょうか。あなたが高圧的な態度をとる人や、高圧的な態度をとるような上司にならないように、高圧的な態度の人の態度や心理をまとめていきます。
高圧的な人が高圧的な態度をとってしまう原因としては、自分自身を大きくみせたいからというものが一番強くあるようです。
例えば大きな声で怒鳴るような話し方をしたり、ドンと音を立ててすわったり、バタバタと足音を立てて歩いたりするのも、自分の「大きさ」をアピールしたいから出てしまう態度のようです。
高圧的な態度をとる人は、意外と臆病なのかもしれませんね。後半では高圧的な態度をとる人への対処法も紹介していきます。上司などに高圧的な態度をとる人がいたら、ぜひ参考にしてください。
高圧的と威圧的の違いは?
高圧的な態度と同じような言葉に、威圧的という言葉があります。高圧的と威圧的というのは、ほとんど同じ意味を持っていて、同義語として使われることが多い意味の言葉になっています。
高圧的というのは、その人の持っている雰囲気で周りの人を抑え込もうとしているような部分があります。意識的というよりは、無意識に周りの人に強い態度をとってしまう人という意味になるようです。
威圧的という意味は、あきらかに相手を服従させようとしたりする意味があるようです。高圧的な態度は無意識のモノなので、誰にでもできるという態度ではありませんが、威圧的な態度は威圧的に接したいと思えば誰にでもできる態度という意味にもなりそうです。
辞書などで調べてみると高圧的よりも威圧的のほうが攻撃的である、という意味を含ませているものもあります。
高圧的な態度の人の心理①弱い自分を見られたくない
高圧的な態度の人の心理には、周りの人に自分の弱い部分を見られたくないという意味があることがあります。高圧的な人は、自分の弱さを知っているという意味もありますね。
自分の外見や経験、実力に自信がなかったり、容姿や学歴などのコンプレックスがある人が、高圧的な態度をとってしまうことがあるようです。
自分が周りの人よりも劣っているかもしれないと自分で思い込んでしまっているのですね。その思い込みにより、周りの人に高圧的な態度をとってしまうのです。
弱い自分を見せたくないから高圧的な態度をとってしまうのは、年齢は高いけれど経験の少ない上司などにもみられるようです。周りの人に自分の弱さをみられないように、必死で強い自分を演じているのですね。
高圧的な態度の人の心理②バカにされたくない
高圧的な態度をとってしまうのは、周りの人からバカにされたくないという心理から、強い態度をとってしまうという人もすくなくありません。周りの人からバカにされたくない、見下されたくないという思いがとても強い人であるという意味にもなります。
まわりの人からバカにされないようにするために、相手よりも大きな声で話したり、相手よりも強い言葉を使ってしまったりするのです。
高圧的な態度の人が、周りの人の話を遮って話をさせないという行為も、自分の弱い部分を指摘されたり、自分の意見をバカにされないようにするために、相手の言葉を遮って自分の話をしてしまうようです。
バカにされたくない、見下されたくないという心理は、プライドが高い人であるようにも感じますが、バカにされたり見下されることで、自分が傷つくことがないようにしているようです。
Related article /
関連記事