【はじめに】いい人をやめると決断しても
いい人をやめる、という心理にいい人がなることも多いです。他の人からしてみれば、いい人のままでいて欲しいですし、変わる必要すらないように思います。しかし、いい人の心理は、かなり疲れるものです。
いい人は様々な人に気遣いながら、毎日を生きています。ストレス解消もなかなかできないため、自分を心理的に追い込んでしまいやすいという側面があるため、いい人であることをやめたいと思うのは、自然のことなのです。
ただ、いい人であるが故の問題がここで発生してしまいます。いい人であることが自分の中で根付いてしまい、いざやめようと思っても、やめられないということです。これでは、いつまでもいい人でいなければなりませんし、心理的にも疲れてしまいます。いったいどうすれば良いのでしょうか。
そこで今回はいい人がいい人をやめるための方法と、それに必要な情報を紹介していきたいと思います。これを覚えて疲れてしまう心理から解放されましょう。
いい人ってどんな人?いい人をやめる
いい人をやめるという話ですが、そもそもいい人とはどのような人のことを言うのでしょうか。
いい人がどのような人なのかということが分かれば、いい人の心理も少しは理解することができるようになります。その心理を理解することこそが、いい人をやめるためには重要なヒントとなるため、まずはいい人の心理から理解していくことが大切です。
いい人という言葉は、人に向けて使う言葉ですので、基本的にいい人であるかどうかということは、他者が決めるということになります。その他者が決めたいい人には、実は共通するポイントがあるため、そこを切り取っていけば、いい人の心理が見えてきます。
では、実際にいい人とはどのような人なのか、そしていい人の心理とはどのようなものなのか、紹介していきたいと思います。いい人をやめると決断した人は、しっかりと読んでおきましょう。
【いい人をやめる!いい人とは?①】頼みごとを断れない
いい人の特徴としては、まず頼みごとを断れない、というものがあります。
仕事などでよく頼まれごとをすることがありますが、その仕事があまりにもひどいものだったり、自分の立場でやるべき仕事ではない、という時には、ほとんどの人が断るものでしょう。
しかし、いい人は心理的に断りたいと思っていても、断ることができません。その結果、嫌な仕事を引き受けてしまうことになり、面倒なことになってしまうのです。
ただそのような頼みごとを断れない性格は、周りの人から見れば、いい人、という風に見えます。実際のところ、断れないというだけなのですが、嫌な仕事も引き受けるいい人と周りは思ってくれるのです。
断れないという心理は、ある意味、嫌われたくないという心理でもあります。断ったら、上司に嫌われるという心理が働いてしまい、いい人は安請け合いしてしまうというわけです。
【いい人をやめる!いい人とは?②】怒らない
いい人の特徴としては、怒らない、という特徴もあります。
いい人は仕事や恋愛で、誰かから悪口を言われたり、理不尽なことをされても怒ることがありません。もちろん、心理としては怒りを感じているのですが、それを表面化することがないのです。言い方を変えれば、怒らないというよりは、怒れない、ということにもなります。
いい人は怒りを表現するのが苦手です。だからこそ、断れないという部分もあり、人に意見を言うことができなくなってしまいます。
怒りという心理は基本的に人を傷つけるものです。そのようなことになると、人に嫌われるリスクが高くなってしまうでしょう。人に嫌われることを避けたい、いい人とには、性格としてまったく逆の心理なのです。
怒れないと、人間関係はうまく行きますが、本人は苦しみます。人間関係をとるか、楽になるかという話でもあるため、いい人をやめる、と決断した人は、よく覚えておきましょう。
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