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おりものが大量に出る!原因は?病気なの?
ある日突然、おりものが大量に出るようになった…。おりものは気軽に相談できる話でもないし、一人で悩んでいる女性は多いかもしれませんね。
おりものは老廃物の一種で、膣内や外陰部の分泌液・粘液が混じったものです。外部からの細菌の侵入を防いだり、排卵日が近くなると、受精をサポートしてくれる役割があります。
おりものは健康な女性であれば誰にでも出るもので、ストレスや疲れで量が増えることがあり、体調によって色や匂いに変化が出ることもあります。
裏を返せば、おりものの量・色や匂いで、妊娠や病気を疑うことができるわけです。いわば、おりものは体調を知るためのバロメーターとも言えます。
今回、生理周期によるおりものの量の変化、そしておりものが多いことによって疑われる病気、おりものが多いことへの対処法についてお話します。
■関連記事:おりものについてはこちらの記事もチェック!
おりものが大量に出る?【生理直後】
生理直後は「卵胞期」と呼ばれ、体調が最もよい時期と言われています。お肌はしっとり艶やかに、ダイエットするのにも最適な時期で、同時に妊娠しやすい時期でもあります。
おりものに少し血液が混ざり、茶褐色のような色味に見えることがありますが、生理直後は最もおりもの量が少ない時期であり、サラサラした状態で、無色に近い色味をしています。
基本的に、生理直後は2大女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が少なくなり、比例するように、おりものの量も少なくなります。
少しずつエストロゲンの分泌量が増えると、おりもの量も増えてきます。女性ホルモンの分泌量が、おりものの分泌量であると言えますね。
おりものが大量に出る?【排卵前後】
排卵前後は「排卵期」と呼ばれ、エストロゲンの分泌量がピークを迎えるため、おりものが最も多い時期です。
排卵期は、生理直後と同じくお肌の調子も体調もよく、おりものの匂いはほぼ無臭と言えます。この時期の2,3日間は、妊娠の確率が高くなり、精子を卵子に送るため、おりもの量が増えるのです。
時折血液が混ざることもありますが、生理現象の一種と考えられているので、一時的なもので、特に体に悪影響はありません。
色味は卵白のように透明に近く、水分の多いゼリー状で、触れてみると10センチほど伸びるのが特徴です。
おりものが大量に出る?【生理前】
排卵が終わった後の1週間、生理前は「黄体期」と呼ばれ、プロゲステロンの分泌量が増える時期です。
生理前はおりもの量が減っていき、排卵期には透明に近かった色味が、どんどん白っぽくなっていきます。下着につくと、黄色っぽく見えることもあるでしょう。
生理前は無臭だった匂いも、少し酸っぱい匂いに変わり、触れてみると、ベタベタした粘着質な感覚が伝わってきます。
生理前1,2日となると、おりものに少し血が混じって、茶褐色めいた色味になることもありますが、それほど量が多いわけでなく、痛みもないのであれば問題はないでしょう。
おりものが大量に出る?【妊娠初期】
生理前に高温期に差し掛かると、排卵期に妊活をした女性なら、「妊娠してるのかな?」とドキドキするかもしれませんね。
おりもの量はエストロゲンとプロゲステロンのホルモンバランスによっても変化するのですが、妊娠することで量に変化がみられることがあります。
排卵日を過ぎると減っていく女性ホルモンは、妊娠すると量が多い状態で分泌され続けます。比例して、おりもの量も多い傾向があります。
ただ、妊娠していても、おりもの量に変化がみられないことがあります。おりもの量は個人差があるので、一概に妊娠をしているかしていないかを測ることはできません。
もし妊娠の可能性があるなら、生理前に妊娠検査薬などでチェックしてみましょう。
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