こっくりさんの注意点2つめは、1人でやらないことです。1人で行うと、こっくりさんのパワーに対応しきれなくなり、こっくりさんが暴れだしてしまうことがあります。そのため、こっくりさんを行うときは、最低でも2人~3人で行うようにしましょう。皆の力があってこそ、こっくりさんと同等の力でメッセージを受け取ることができるのです。
面白半分で1人でこっくりさんをやったり、1人でやっても平気だったという人もいるかもしれません。しかし、本来は絶対に1人ではやってはいけないものなので、このルールは守ってくださいね!
【こっくりさんのやり方】注意点③遊びでやらない
こっくりさんを行うときの注意点3つめは、遊びでやらないことです。絶対に遊び半分でこっくりさんを行ってはいけません。遊びで行うと、こっくりさんがバカにされたと感じるかもしれません。こっくりさんを怖いと感じている人は、おそらくこっくりさんを遊び半分で行った人の話しを聞いているからではないでしょうか?
こっくりさんは、狐の霊が降りてくるといわれています。上級霊ではないので、悪さをしだすとかなり悪いことをします。真剣な気持ちで行って、本当に聞きたいと思っていることを質問してください。あまりにもふざけると、こっくりさんが怒って手をだしてくるかもしれません。
【こっくりさんのやり方】注意点④10円に指を置いたままにする
こっくりさんの注意点4つめは、こっくりさんが終わるまで10円から指を絶対に離さないことです。10円から指を離してしまうと、霊が出てくるといわれています。こっくりさんは、10円に意志を込め、10円を使ってメッセージを送ってきているのです。
そのため、こっくりさんは10円の中にいると思いましょう。10円玉を指で押さえることで、こっくりさんがこっちの世界に出てこないようにしているのです。
もし途中で10円玉から指を離してしまったら、こっちの世界に出てくる隙間があいたとこっくりさんが思い、出てきてしまいます。そして、10円玉が高速で動きだしたり、質問していないのに勝手に何かのメッセージを送ってきたりするそうです。
これはとっても怖いことなので、必ず指を10円から離さないでください。これは、参加者全員です。1人でも離したら、とんでもないことが起きるかもしれません。
【こっくりさんのやり方】注意点⑤自分のことのみ聞く
こっくりさんの注意点5つめは、自分のことのみを聞くということです。自分のことであれば、どんな悩みでも真剣に悩んでいるのなら聞いても大丈夫です。そのため、参加者皆、順番に自分の悩みを聞いていきましょう。
しかし、絶対にしてはいけないのが、こっくりさんのことを聞くことです。例えば、「こっくりさんの正体は本当に狐ですか?」とか、「こっくりさんは普段はどこにいるんですか?」のような質問です。なんでもないような質問に感じますが、こっくりさんは怒ってしまうので、やめましょう。
【こっくりさんのやり方】注意点⑥中断禁止
こっくりさんの注意点6つめは、途中で中断しないことです。こっくりさんは中断禁止です。最後に清めるところまでしないといけません。こっくりさんを途中で中断してしまうと、こっくりさんとして来てくれた霊が帰る場所がありません。
帰る場所がなくなった霊はどうなるでしょうか?どうしていいか分からず、この世に残ってしまうでしょう。そして、ちゃんと元の場所に帰してくれなかったことに怒ってしまうかもしれません。
こっくりさんを中断すると、霊が残って、参加した人にまとわりつく可能性もあります。中断したことで、体調を崩したとか、人前に姿を現さなくなったという伝えもあります。そのため、こっくりさんを始めたら、最後までかならずやりとおしましょう。
もし途中で怖くなりそうなら、やらないことです。覚悟を決めて行わないと、こっくりさんは本当に怖いものになる可能性が高いでしょう。
【こっくりさんのやり方】注意点⑦最後は鳥居に
こっくりさんの注意点7つめは、最後に10円玉を鳥居に必ず戻すことです。この作業を忘れて、10円玉から手を離してはいけません。こっくりさんを呼び出したときも、鳥居からスタートしました。そのため、最後は鳥居の中に帰してあげてください。
こっくりさんを鳥居に戻さなければ、こっくりさんからの祟りがあるかもしれません。この戻す作業は非常に重要なので、忘れないことです。
まれに、「こっくりさん、こっくりさん、どうぞお戻りください。」と言っても、戻らないことがあるようです。その場合は、何度も何度も、「こっくりさん、こっくりさん、どうぞお戻りください。」を繰り返してください。
きちんと戻っていくまで、繰り返すのです。何度言っても戻らないからといって、諦めてはいけません。必ず鳥居に戻るのを見届けて、「ありがとうございました。」とお礼を言いましょう。