「野菊の墓」(1981年)
伊藤左千夫の小説を原作とした映画「野菊の墓」は松田聖子さんの初主演映画としても知られています。こちらの映画で樹木希林さんは監督から大抜擢されてキャスティングされました。
「転校生」(1982年、松竹)
山中恒の児童文学作品が原作の映画「転校生」はある学校の生徒と転校生の関わりを描いた作品で、樹木希林さんは主人公である一夫の母親役を演じています。
「刑事物語」(1982年)
「刑事物語」は5作に渡って放映された人気シリーズで、樹木希林さんは第1作に登場する刑事課庶務の矢代スミ役を演じています。
「三等高校生」(1982年)
野村義男さん主演映画「三等高校生」では、主要キャストのひとりである竹久みち子役を演じています。当映画は当時人気の俳優を数多く起用していることはもちろん、ジャニー喜多川さんが制作に関わっていることも話題となりました。
「天城越え」(1983年)
松本清張の短編小説を題材とした映画「天城越え」は、原作からその当時の時代背景に合ったものにアレンジされており、その中で樹木希林さんは石橋蓮司さんとの夫婦役を演じています。
「ふるさと」(1983年)
ダム建設と対立する農村の村人や学校の様子を描いた映画「ふるさと」も、多くの賞を受賞した人気作品です。
「クララ白書・少女隊PHOON」(1985年)
「クララ白書・少女隊PHOON」は人気小説シリーズを原作とした映画で、安原麗子さんが主演です。その中で樹木希林さんは原作には登場しない役柄ミスター・アン役を演じています。
「カポネ大いに泣く」(1985年)
小説原作の映画「カポネ大いに泣く」は萩原健一さん主演。沢田研二さんや田中裕子さんなど、当時非常に人気のあった俳優を起用された中、樹木希林さんもメインキャストの一人として参加しています。