デヴィッド・ニコルズが自らの小説から脚本を起こし映画化した作品。つまり、細部にまで思いのこもった作品です。
真面目なエマ役にアン・ハサウェイ、恋多き男デクスター役にジム・スタージェス。惹かれ合うふたりは友達としての関係を選び、毎年7月15日を過ごしていきます。
そして舞い込んだ、デクスターが違う女性との結婚話。自分の気持ちに素直になることとは、ひとつひとつの選択の大事さとは、感動の中にも考えさせられる作品です。
「バレンタインデー」(2010年)
登場するのは、年齢も職業も違う15人の男女。2月14日それぞれのバレンタインデーをハートウォーミングに描いた作品です。恋をしていない人は思わず恋がしたくなるような、そんなロマンチックな気分にさせられます。
年齢によって恋愛対する考え方は違ってくるでしょう。でも、誰かを想う気持ちはみんな一緒なんですよね。15人いれば、15通りの気持ちと想いがあるものです。それぞれに自分を重ね合わせてしまい、観終わったころにはひとつの恋をした気持ちになるかもしれませんね。
「ラブ&ドラッグ」(2010年)
ゴールデングローブ賞 映画部門 主演女優賞ノミネート作品。
アン・ハサウェイ主演のラブコメディで、一見ただただエッチしまくるだけのストーリーかと思いきや、プレイボーイがひとりの女性を本気で愛するようになる過程や、パーキンソン病を患い女性としての自信を無くした女性が自信を取り戻していく作品なのです。
アン・ハサウェイの大胆なセクシーシーンもかなり話題になりました。
「ブライダル・ウォーズ」(2009年)
幼馴染で大親友のエマ(アン・ハサウェイ)とリズ(ケイト・ハドソン)。親友なら相手の幸せを一番に願う?いえいえ、結婚が絡むと女の友情はあって無いようなもの!
結婚適齢期になった女の友情をコミカルに描いた人気作です。「わかるわかる!」という声も聞こえてきそうですね。
「パッセンジャーズ」(2009年)
飛行機事故をめぐるサスペンスミステリーかと思いきやそうでもない、どちらかというとヒューマンドラマになります。セラピストのクレアを演じるのがアン・ハサウェイ。
飛行機事故にあった人をセラピーしていくことで物語は進んでいきます。様々な謎が浮かび上がり、たくさんの伏線と共にラストへ一直線!意外な結末が待っています。
「ゲット スマート」(2008年)
スパイ&コメディという組み合わせが人気を呼んだ作品です。スパイ映画ですからアクションもありますが、アクション映画として観ると物足りなさを感じてしまうかもしれません。
でもそれもアン・ハサウェイの美しさが帳消しにしてくれるという、アン・ハサウェイありきの映画!ファンにはPVに観えてしまうという、ほどほどに笑える映画です。
「プラダを着た悪魔」(2006年)
爽快なサクセスストーリーとして知られている「プラダを着た悪魔」。女性が一人前になるまでの過程をコミカルに描いた傑作ですよね。
一流ファッション誌のカリスマ編集長のアシスタントを務める役どころですが、メリル・ストリープの鬼加減とアン・ハサウェイがどんどんレディに変貌していくさまがとても軽快です。
ゴージャスでおしゃれで、女性の憧れがギュッと凝縮された作品ですが、男性が観ても面白い作品になっています。