KTM Sportmotorcycle AGは、オーストリアのオートバイ、モペッド、自動車、自転車の製造会社です。エンジニアであるハンス・トゥルンケンポルツによってオーストリアのマッティクホーフェンに1934年に設立されました。
オートバイの製作を始めたのは1954年のことです。当初からオフロードバイクを主軸としており、モトクロス世界選手権やダカール・ラリー、AMAスーパークロスなどで数々の好成績を収めてきています。
③BMW
BMWモトラッドは、ドイツのBMWの自動二輪車生産販売部門です。現在はヘンドリック・フォン・キューンハイムが社長を務めています。
自動車メーカーとして有名なBMWがオートバイの製造販売を始めたのは1923年のことです。BMWの二輪車の特徴は水平対向2気筒エンジン、乾式単板クラッチなど、他の2輪とは異なる機構を採用している点です。
現行車種の大半は1993年から2012年まで同社の主任設計を務めたデヴィッド・ロブが設計したものです。ダカール・ラリーの二輪車部門にも毎年参戦しており、これまでに6回の優勝を果たしています。
②ドゥカティ
ドゥカティは、イタリアのボローニャを拠点とするオートバイメーカーです。
1940年代、トリノにあったシアタが発売した原動機付き自転車クッチョロがベストセラーとなり、エンジンのOEM生産先を探していたところ、産業復興公社の仲人によって1946年からドゥカティがエンジンを生産することになりました。
2012年にドイツの自動車メーカー・アウディに買収され、その傘下に入りました。
当時はピアジオのベスパとイノチェンティのランブレッタが切磋琢磨する良きライバルで、レースでは互いの優秀さをアピールするため白熱したバトルが繰り広げられました。
①ハーレーダビッドソン
そして映えある一位に輝いたのは、バイクファンならずともその名を一度は聞いたことがあるはず!ハーレーダビッドソンです。そのどっしりと重厚感のあるボディとチョッパースタイルのハンドルは日本でも多くのファンを獲得しています。
ハーレーダビッドソンはアメリカ合衆国のオートバイメーカーで、本社はウィスコンシン州ミルウォーキーに所在しています。世界恐慌を生き残ったアメリカの2大オートバイメーカーの一つで、そのシェアは現在世界第5位を誇っています。
1903年の創業当初から世界大戦や世界恐慌など数多の紆余曲折を経験していますが、一貫して二輪車のみの開発製造を手掛けています。
ハーレーダビッドソン社製のオートバイ最大の特徴は、大排気量空冷OHV、V型ツインエンジンによる独特の鼓動感と外観で、これが多くのファンを魅了して止まない理由の一つになっています。
海外でも人気!日本の4大人気バイクメーカーとは?
海外オートバイメーカーの人気ランキングいかがでしたでしょうか?
さて次は国内に目を向けて、海外でも人気のある日本の4大バイクメーカーをご紹介します。日本が世界に誇るバイクメーカーばかりなので、知っておいて損はないかと思います。それではどうぞ!
①ホンダ
バイクに詳しくない方でも「スーパーカブ」という名前は一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?あのスーパーカブを作ったのがホンダです。
当初は自転車用原動機製作を始まりとして、ヒットを記録。その後、原動機付自転車の分野で先述のスーパーカブが空前絶後の大ヒットを記録し、ホンダは「スーパーカブのHonda」として世界的にも知名度を上げました。
スーパーカブは全世界通算で1億台が製造され「世界で最も多く製造されたオートバイ」となり、これが日本のメーカーが国際二輪業界において覇権を握る足掛かりとなりました。
また「モータースポーツの振興」を掲げ、スポーツモデルにも注力。レースにも積極的に参加し好成績を収めています。
②ヤマハ
ヤマハは、楽器や半導体、音響機器、スポーツ用品、自動車部品の製造発売など幅広い分野を手がけるメーカから、1955年に二輪部門が独立して誕生した、主にオートバイを中心に輸送用機器を製造するメーカーです。
二輪車の売上は世界第2位となっており、国内国外のレースにも積極的に参加。特にロードレースでは好成績を収めています。一方で2016年、50ccスクーターの売上低迷の打開策としてホンダと業務提携を検討していることを公表しました。