フィッシングプライヤーとは
フィッシングプライヤーは、魚の針を簡単に外す際などに使用する道具のこと。また、ラインを切るために使用する場合もあり、釣りの際は必ずタックルボックスに入れておくべきものだと言えます。ですが、そのフィッシングプライヤーにも用途や使い勝手が様々。
使う人の目的やメーカーによって、その使い勝手は大きく異なります。その中でも特に初心者におすすめなものは?今回はフィッシングプライヤーの選び方やおすすめのフィッシングプライヤーについてご紹介していきます。
フィッシングプライヤーの種類
釣りも様々なやり方があり、それによって道具の選び方も大きく異なります。中でも、その釣りの方法によってフィッシングプライヤーの選び方もまた違うので、まずは釣りの方法ごとのフィッシングプライヤーの選び方をご覧ください。
①ルアーフィッシング向け
ルアーフィッシングの場合、「スプリットリング外し」と呼ばれる機能が備え付けられているフィッシングプライヤーを選ぶべきです。製品によってはそれらのアイテムが「ルアーフィッシング用」として販売されている場合もあります。
スプリットリングとは、ルアーと針を繋げている部分のこと。フィッシングプライヤーにこのスプリットリング外しがあれば、魚が食いついたルアーも簡単に調整したり、取り外したりすることができます。
②餌釣り向け
餌釣りをする場合は、スプリットリング外しではなく「針外し」が備え付けられているものを選ぶのがおすすめです。餌釣りの場合、魚によっては餌を針ごと飲み込んでしまう魚もいて、その場合、簡単には魚から針を外すことができなくなる場合も多いです。
ですが、針外しがあれば手では取ることができない針も安全に、簡単に取り外すことができます。安全に楽しく釣りを楽しむためにも、まずは適した道具をちゃんと揃えることを大切にしましょう。
フィッシングプライヤーの選び方
また、人によってもフィッシングプライヤーの選び方が異なります。これらの点に注目して、使いやすいフィッシングプライヤーを見つけましょう。
①素材
まずは素材です。フィッシングプライヤーはもちろん釣りをする海辺や川辺で使用することになります。ですが、フィッシングプライヤーは丈夫で細い先端も精巧にできているものが扱いやすいので、ほとんどが金属製です。
そのことから、安いものだと手入れを怠るとすぐに錆びてしまう可能性もあります。なのでそうならないように、防錆加工がされているもの、また錆びにくいアルミニウム製やステンレス製のものを選ぶのもおすすめです。
②重量
もちろん素材やサイズによって重量も大きく変わってきます。釣りをするには様々な道具が必要で、どうしても大荷物になってしまいやすいですが、道具ひとつひとつを軽いものを選ぶようにすれば、持ち運びの負担はかなり和らげることができますよね。
なので、同じような機能性であれば、極力軽量なものを選ぶようにするのも良いでしょう。プラスチック製パーツが使われているものや金属の中でも軽いアルミニウムは非常に軽量なものが多いです。
③携帯性
携帯のしやすさも重要です。フィッシングプライヤーを使うのは魚を釣ってから。少なくとも魚を釣った釣り竿で片手は塞がってしまうので、片手ですぐに取り出して使うところまでできるような携帯性の高さは非常に大切だと言えます。
また、うっかりフィッシングプライヤーを手から滑らせてしまった場合、大きなものや滑り止め、落下防止用のカラビナがついていないものだとそのまま水の中に沈めて紛失してしまいますよね。そうならないよう、落下防止対策が取られているものも非常に便利です。