「愛こそはすべて」(あいこそはすべて、All You Need Is Love)です。1967年7月に発表された15枚目のシングル曲です。実質的にはジョンレノンの作品です。1967年5月に世界初の試みとして行われた、通信衛星を使って24ヵ国で同時放送する番組『アワ・ワールド』のために作られた曲。
フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」、バッハやイギリス民謡などがメロディーに重なり、曲の後半にはビートルズ自身の「イエスタデイ」や「シー・ラブズ・ユー」を口ずさんでいます。
世界中に流されるということでビートルズが愛をテーマにして作った曲です。
ビートルズの人気曲ランキング第5位:Hey Jude
1968年8月に発売した18枚目のシングルでポールマッカートニーの作品です。2012年のロンドン五輪の閉会式はポールマッカートニーが歌うヘイジュードで閉められ、とても感動的なシーンでした。
オノヨーコとの不倫にひた走るジョンレノンの息子、ジュリアンを心配したポールが年の離れた友人として慰め、励ます曲と言われていますが、落ち込んだ人を励ます普天的な歌詞であるため、様々な解釈がなされた曲で、ジョンレノンは自分のための曲だと思ったというほどです。
ビートルズの人気曲ランキング第4位:Ob-La-Di, Ob-La-Da
1968年に発表されたアルバム「ザ・ビートルズ」収録されたオブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ。ポップなレゲエ調の曲です。ポールが当時よく通っていたクラブのコンゴ奏者が口ずさんでいたフレーズをヒントに作られました。
発売当初から様々なアーティスとによりカバーされ、日本でも広く歌われています。
ビートルズの人気曲ランキング第3位:In My Life
1965年12月3日発表の「ラバーソウル」に収録された曲。主にジョンレノンにより作られました。ジョンが家から町に行くのに乗ったバスの中で発想が生まれた曲で、思いつく限りの町の名前を挙げていったら昔の友人や恋人のことが思い出されて歌詞が作られたと語っています。
後にポールが自分が作った曲だと発言したことに対し、ハーバード大学の教授が統計学的に研究を行い、ポールが作った曲である可能性は0.18%だという結果を発表したことも話題になりました。
ビートルズの人気曲ランキング第2位:Let It Be
Let It Beはビートルズが1970年3月に発表したシングル曲で、ビートルズ活動中最後のシングル盤となりました。ポール・マッカートニー作詞作曲の中でも名曲中の名曲と評されることの多い一曲です。
メンバー間の不和が決定的になっていたころ、ポールがその状況を悲観してると亡き母メアリー・マッカートニーが夢に現れて「あるがままを受け容れるのよ」「大丈夫よ」と囁いてくれたことから作った曲と言われています。
ビートルズの人気曲ランキング第1位:Yesterday
1965年8月6日発売の「4人はアイドル」に収録された曲。ポールによる作詞作曲。「世界で最も多くカバーされた曲」としてギネスに記録されおり、ビートルズ活動中から1,000以上カバーされ、現在では把握しきれないほどです。
日本では「Hey Jude」と共に中学、高校の音楽の教科書に採用されています。ポールは歌詞は14歳の時に病気で亡くなった母親・メアリーへの想いを歌った歌だと語っています。
ビートルズの名曲を聴いて「音楽」を楽しもう!
ビートルズのアルバム、シングルをご紹介しましたがいかがでしょうか。ここには収まりきらないほどの名曲、エピソードばかりのビートルズ。当時の時代などを知ってから聴いてみると歌詞や楽曲の深さを感じ、ビートルズのすごさを実感します。
是非名曲を聴いて楽しんでみてください。