西條奈加さんの「金春屋ゴメス」は近未来的な日本が舞台です。そこになぜか現れた鎖国状態の江戸の国。その江戸に、運よく入ることができた主人公は極悪非道で無慈悲な人物に身請けされることとなり、主人公の命運が大きく変わっていくストーリーです。
日本のファンタジー小説第27位:恩田陸「ライオンハート」
恩田陸さんの「ライオンハート」の舞台の始まりは17世紀のロンドン。そこから国や時代を経ても、主人公たちは出会い、結ばれ、愛し合う。その時代を経ても変わらない恋が描かれたファンタジーの交差する恋愛小説として、多くのファンに注目されました。
日本のファンタジー小説第26位:江國香織「ホテル・カクタス」
江國香織さんの「ホテル・カクタス」は不思議な住人たちが住むアパートを舞台としたファンタジー小説です。各階の住人たちのやりとりや不思議な生活が穏やかに描かれており、淡々としていながらも不思議とその世界に引き込まれるようなストーリー展開です。
日本のファンタジー小説第25位:伊坂幸太郎「魔王」
伊坂幸太郎さんの「魔王」は、ある日主人公が「念じれば対象が必ずその言葉を口にする」能力があることに気づき、そこからストーリーが展開していきます。主人公は復讐のためにその能力を使い、徐々にストーリーが展開していくファンタジー作品として知られています。
日本のファンタジー小説第24位:小野不由美「月の影 影の海 ー十二国記」
小野不由美さんの「月の影 影の海 ー十二国記」も注目です。小野不由美さんの長編ファンタジー小説「十二国記」シリーズを代表する第1作目の作品で、女子高生が異世界に転生してしまうことから、主人公のファンタジー世界での冒険が始まっていくストーリーです。
日本のファンタジー小説第23位:村上春樹「1Q84」
村上春樹さんの「1Q84」も非常に有名なファンタジー長編です。「1Q84」という謎のキーワードをきっかけに、2人の主人公が生きていくストーリーで、こちらの作品は多くのファンが続編を買い求めるために長蛇の列を形成するほどの人気作品として知られています。
日本のファンタジー小説第22位:向山貴彦「童話物語」
向山貴彦さんの「童話物語」は、ある日永遠の世界に住まう妖精が人間界に降り立ち、人間たちの様子を観察し、「地球は滅ぶべきなのか」を考えるストーリーです。ひとりの妖精に地球の明暗が握られており、それを妖精目線から見ることができるファンタジー小説です。