免疫力アップで症状改善！
アレルギー反応でくしゃみ、鼻水、鼻閉、眼の痒みが起こる花粉症ですが、その原因は花粉に対する「抗原抗体反応」によるものです。
人間はもともと、花粉やほこりなど人体にとっての異物が体内に侵入しようとすると、くしゃみや鼻水などを利用してこれを防ぐ反応をします。
食生活の乱れやストレスによって免疫が低下している時に花粉などの異物がやってくると、過度にくしゃみやかゆみが出るアレルギー症状を起こしてしまいます。
つまり、免疫力を上げることが、花粉症を和らげることにつながるのです。
腸内環境を改善して免疫力を高める！
人間の免疫システムの約60～70%は腸に集まっているといわれており、腸内環境の改善は健康な体作りに欠かせません。
良い腸の状態を保つには善玉菌を増やすだけでなく、便通を促す食材も積極的に取り入れることが大切です。
花粉症改善に期待できるオリーブオイル
オリーブオイルは便をコーティングし、腸内での動きをスムーズにするだけでなく、腸の働きを刺激して活発にさせる働きを持っています。
様々な食材に合わせやすいオリーブオイルは、腸内環境を活性化させる他の食べ物と一緒に摂取することでより効果を発揮しやすくなります。
オリーブとの簡単掛け合わせレシピを3つご紹介します。
オリーブオイル×ヨーグルト
ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が活躍し、免疫細胞が働きやすいような腸内環境を整える効果があります。
オリーブオイル×納豆
発酵食品の納豆は、善玉菌を含んでいることに加え、善玉菌のエサとなる不溶性食物繊維や多く含んでいるため、腸を活発化させる効果があります。
オリーブオイル×果物
便を柔らかくする効果のある水溶性食物繊維は、野菜や果物に多く含まれます。水溶性食物繊維は不溶性に比べ、善玉菌の増殖に効果的です。
ブロッコリーの新芽はスギ花粉の過剰反応を抑える！
スルフォラファンにはアレルギーの生成を抑制する作用があることが細胞を用いた試験で報告されています。
ブロッコリーの新芽「ブロッコリースプラウト」にはブロッコリーの20倍のスルフォラファンが含まれています。
東京理科大学の谷中昭典教授によると、ブロッコリースプラウトに含まれるスルフォラファンは、がん抑制作用だけではなく、花粉症症状の指標である好酸球やIgEの増加を抑制することが明らかになっています。
緑茶には抗アレルギー薬と同等のアレルギー抑制作用！
緑茶に多く含まれる「カテキン」には、抗アレルギー薬である「トラニラスト」と同等のアレルギー抑制効果があることが確認されています。
2005年に伊藤園が日本薬科大学と共同で行ったスギ花粉症状を有する成人18名（男性11名、女性7名）を対象とした研究では、「カテキン類」を濃い濃度で含んだ飲料を摂取していたグループの方が、主たる症状である鼻症状（くしゃみ、鼻水、鼻づまり）と目の症状（目のかゆみ、涙目）および生活の支障度について、 対照群と比較して有意な差が見られました。
参照元：https://www.itoen.co.jp/company/research/report04/
プラスオン対策と免疫力で花粉症の症状を緩和しよう！
