100均のシリコンスプレーが使える
シリコンスプレーは、液体状のシリコンを散布することができるスプレーのことで、以前まではホームセンターなどで職人などが購入する、専門性の高いものというイメージがありましたが、実は近年シリコンスプレーは非常に手に入れやすいものになってきてるんです。
DIYやコスプレ人気が高まった今、シリコンスプレーを活用するメリットとは?今回は、100均のシリコンスプレーを利用する魅力についてご紹介していきます。また、シリコンスプレーはどんな場面で使えるのでしょうか?その魅力についてご覧ください。
シリコンスプレーとは?
まず、シリコンスプレーとは何なのでしょうか?シリコンスプレーは、シリコンを含んだ液を散布することができるスプレーのことで、それらを散布することで、潤滑剤、艶出しなどに使うことができます。
また、シリコンスプレーの中には内容物によって、石油系溶剤タイプ、む溶剤タイプなど様々な種類があります。石油系溶剤タイプの場合は、車やバイクなどのメンテナンスをはじめ、機械、工業系製品などにも使うことができ、非常に効果が高いです。
ただ、石油系溶剤が入っていると、プラスチックや紙類、木材などには使用することができません。その場合は、無溶剤タイプを使用することが大切になります。使用上の注意をしっかりと守って、シリコンスプレーを活用しましょう。
自転車の錆とり以外にもいろいろ活用できる
シリコンスプレーは、特に石油系溶剤タイプだと自転車やバイク、車などのサビ取りのために使われています。基本的に屋外で使う乗り物、金属についてはあらかじめサビ防止加工がされていますが、経年劣化によってそのサビはどうしても剥がれてしまいます。
そこからサビが出てしまい、徐々に劣化が進んでいってしまうのを防ぐために、シリコンスプレーが活躍します。シリコンスプレーを使うことで、サビを取ることができるので、サビ取りをして、新たにサビ防止加工をすることで綺麗に乗り物を使うことができます。
そのほかにも、近年ではリーズナブルな無溶剤タイプのシリコンスプレーはコスプレイヤーにも使われています。例えば鎧や武器などの艶出し、またボサボサになってしまったウィッグを整えるためにも使用されています。
日常的なシーンでも使用用途がどんどん増えているので、ぜひ100均などのリーズナブルなシリコンスプレーを活用してみてくださいね。
100均ならコスパ抜群
近年話題なのが、ダイソーをはじめとした100均で販売されているシリコンスプレーです。シリコンスプレーは、以前だとホームセンターなどで専門性の高い販売コーナーでのみ販売されていましたが、その人気は徐々に高まってきました。
プラモデルの艶出しとしてホームセンターのリーズナブルなシリコンスプレーの需要が高まってきたことから、一般層向けにリーズナブルで使いやすいシリコンスプレーが、100均でも販売されるようになりました。
たった100円なら、気軽に購入でき、DIYのクオリティがさらに高くなりますよね。
ベトベトにならない
艶出し、となるとまず絵の具やペンキのように塗布するニスを思い浮かべる方も多いかもしれません。それらのアイテムで代用できるのでは?と感じるかもしれませんが、シリコンスプレーはその名前の通りスプレータイプです。
ですので、ニスのようにブラシや器を用意することなく、スプレーで簡単に塗布することができ、速乾性ですぐに乾くのがその魅力として挙げられます。手や塗布したいものがベタベタにならないのがシリコンスプレーの大きな魅力だと言えます。
100均で購入できる潤滑材の種類
特に、100均では潤滑剤として「シリコンスプレー」以外にも、シリコンを配合したスプレー、シリコンが使われていないスプレーについても様々販売されています。ここで、100均で販売されている潤滑剤について、いくつかご紹介していきます。
シリコンスプレー
まずは冒頭でもご紹介したシリコンスプレーです。シリコンオイルをスプレー状に塗布することができるスプレーで、特に無溶剤タイプであれば紙やプラスチック、木材など様々な素材に使うことができるのがその魅力です。
そのことから、引き出しや引き戸の滑りを良くするためにも使われることが多く、また入手も簡単なので、多くの方に愛用されています。
潤滑油スプレー
潤滑油スプレーは、オイルを使った潤滑剤で、特に精密機器や金属機械などに多く使われており、比較的専門性の高い潤滑スプレーとして知られています。機械関係の仕事をされている方にとっては、比較的身近なタイプの潤滑スプレーかもしれません。
機械同士の接続部など、主に金属製品に使われることが多いです。また、そのことから自転車やバイク、自動車などの金属製のボディの乗り物などにも使われることがあります。
グリーススプレー
グリーススプレーは、シリコンではなくグリース、また二酸化モリブデンが配合された潤滑スプレーで、シリコンスプレーが速乾で触り心地がさらっとしているのに対して、グリーススプレーはベタベタとしているので、木材やプラスチックなどには不向きです。
ですが、ベタベタしていることから潤滑剤としてのパワーは非常に強く、潤滑油スプレーよりも大きな機械製品、また大きなモーターなどの潤滑油としても使われることが多く、耐久性、潤滑剤としての効果ともに非常に高いです。