【菜】の漢字について
春生まれの女の子には、「菜」が付いた名前が多いかもしれません!
今回は、「菜」の意味、由来、画数、漢字に込められた想い、姓名判断の結果などについて詳しく紹介していきます。
子供に名付けるときに参考になる情報をまとめてチェックしませんか?
読み方
まず「菜」には、どんな読み方があるのでしょうか?
一般的には、訓読みには「な」、音読みには「さい」の2つあります。
熟語には、「菜の花(なのはな)」「野菜(やさい)」などがありますね。
名付けに使うときは、そのまま「な」が使われます。男の子より女の子の名前に使われることが多いですね。
画数
「菜」の画数は、11画です。姓名判断によりますと、11画の人は何でも真面目にコツコツと取り組む性格だと言います。
年長者からの評判が良かったり周囲に引き立てられたりして成功を収めるでしょう。しかし、一方では心配性なところがあります。時には、どっしりとおおらかでいることも必要になるかもしれません。
画数では、大吉数なので、とても良い運気をもっています。
【菜】の漢字の由来は?
では、「菜」の由来は何なのでしょうか?
「菜」のつくりの「采」は「木」の上に爪、つまり手があることから、手を伸ばして木の実を収穫する様子を表しています。この上に草冠を付けることで、畑に実った野菜や実を収穫している様子を表した漢字が「菜」です。
野菜や木の実の収穫をイメージしたものだったのですね。
【菜】の漢字の意味は?
「菜」には、どんな意味があるのでしょうか?
本来は、「野菜」「山菜」など食用にする為の植物という意味があります。他には、「前菜」「惣菜」などのおかず・副食物・料理という意味があります。
植物に限らず、食べ物全般に関する意味があるのですね。
ちなみに、「菜」には車輪の矢の轂(こしき)に入る部分も意味していますが、現在ではあまり使われていません。
【菜】の漢字のイメージは?
「菜」には、どんなイメージがあるでしょうか?
「菜」は本来の意味である野菜や料理よりも、菜の花や春をイメージする人が多いことでしょう。春生まれという理由で、子供の名前に「菜」を付ける人も多くいます。
ちなみに、菜の花の花言葉は「活発」「小さな幸せ」などがあります。そこから、明るく元気でいてほしいという想いを込めて、子供に名付けるかたも少なくないでしょう。
子供が明るく元気に育ってほしいという人は、是非使ってみると良いでしょう。
【菜】に込められる想いとは
「菜」には、一体どんな想いや願いが込められているのでしょうか?
「菜」には上述の菜の花の花言葉である「活発」「小さな幸せ」のイメージを活かした名づけを行うケースが多いようです。
「元気な子に育ちますように」「どんなことがあっても明るくいてほしい」「健やかに成長してほしい」などの想いが込められています。
また、他の漢字との組み合わせたときの自由度が高く、名前の可愛らしさも表現できるので、女の子の名前によく使われています。
明治安田生命の名前ランキングでは数多くの漢字の中から、「菜」が2010~2015年の6年間連続でトップ5に入る程の人気で、特に2012~2014年は「愛」に次いで2位にランクインしていました。
元気いっぱいで健やかに成長してほしい
菜の花の花言葉の1つである活発を活かして、元気で健やかに成長して欲しいという想いが込められています。せっかく生まれて来たのに、病気がちでは本人も親も困りますよね。
やっぱり、子供は明るく元気でいてもらいたいものですからね。
小さな幸せも感じられる豊かな心の持ち主になってほしい
菜の花の花言葉の「小さな幸せ」から、小さな幸せも感じられる豊かな心の持ち主になってほしいという想いを込めています。
大きな幸せだけでなく、何気ない日常の中でも小さな幸せを感じられるような人間になってほしいという願いを感じることが出来ます。