4歳になるとある程度ストーリーのある絵本が楽しめるようになります。この「だるまちゃんシリーズ」は日本人に馴染み深い赤いダルマのキャラクターが主人公で、他にも個性的なキャラクターがたくさん登場します。
好奇心旺盛なだるまちゃんが雷さまの子供と一緒に遊んだり、てんぐの子供と遊んだり、雪の中でうさぎちゃんと遊んだり、とても楽しそうな様子にほのぼのします。
とてもたくさんのシリーズがあり名絵本として図書館などにも置いてあります。ぜひ気になるお話から順番に親子で選んでみてください。
4歳:ねずみくんのチョッキ
「ねずみくんのチョッキ」は小さな小さなねずみくんが登場します。お母さんが作ってくれたチョッキをみんなに見せびらかすたびに「ちょっと着させて」と言われて貸してあげることに。
どんどん体が大きいお友達が登場して、小さなねずみくんのチョッキが大きく大きく伸びていってしまいます。最後はどうなるのかな?と子供と話しながらストーリーを予想するのが楽しい1冊ですね。
これまでに15年以上も愛されてきたロングヒットの人気絵本です。
5歳:ぐるんぱのようちえん
5歳になると絵本の中のお話を自分の体験に想像して楽しむことができるようになりますね。「ぐるんぱのようちえん」は最初に一人ぼっちの寂しそうな姿のぐるんぱが登場します。家族も仲間もいないぐるんぱを見て、優しい子はきっと胸がキュンと切なくなります。
しかしそこからぐるんぱが自分の長所などを活かしてみんなに必要とされる存在に成長していく様子を見て、幼い子供心に諦めずに頑張ることの大切さなどを学んでくれるはずです。読み終わった後に親子でぜひ絵本の感想などを話したくなる名作です。
5歳:ぐりとぐらシリーズ
「ぐりとぐら」も長い歴史がある人気絵本シリーズの1つです。ぐりとぐらは双子の野ネズミの兄弟のお話です。
仲良しの2人が歌を歌いながら森へお出かけした時に、大きな大きな卵を発見します。2人は大きな卵でカステラを焼くことにするのですが、そのカステラを作る家庭がとにかく美味しそうでたまらない魅力にあふれています。
上手にカステラが焼けた時はきっと誰もが満面の笑顔になってしまいます♪出来上がったカステラを山の仲間たちにもごちそうし、みんなで分け合うことの喜びなども感じることができる素敵な絵本です。
ぐりとぐらシリーズはカステラを作るお話以外にもたくさんのお話があります。もしかするとママやパパがまだ読んだことがない絵本もあるかもしれませんので、ぜひ親子で探してみてはいかがでしょうか。
小学生:ベストセラー絵本ランキング12選
次は小学生におすすめの絵本を学年別に12選ご紹介します。高学年におすすめの絵本もありますのでぜひ参考にしてください。
1年生:ロボット・カミイ
「ロボット・カミイ」はとっても夢あふれる紙でできたロボットです。カミイはいたずらっこで、ワガママいっぱいの泣き虫ロボットです。そんなカミイが果たしてみんなと上手に仲良くやっていけるのかな?というストーリーになっています。
初めて小学校に入り、新しい集団生活に馴染もうと頑張っている1年生にはピッタリの絵本ですね。ぜひカミイの行動を見ながら「自分らどうする?」と優しく問いかけて一緒に楽しんでください。
1年生:ももいろのきりん
「ももいろのキリン」はとても温かみがあるカラフルなイラストが綺麗な絵本です。お母さんからもらった大きな桃色の紙でキリンを作った女の子が主人公です。
雨が降り出してキリンの首がはげてしまい、その首にピンク色を塗るためにキリンの背中にのって冒険に飛び出すというストーリーです。ファンタジーな要素を含むとても楽しいお話で、1年生なら自分で読むこともできるシンプルな長さも魅力です。