「あらた」のイメージ
「あらた」という名前は男の子に使われることが多く、その響きから「新たな」「新たに」とイメージする方も多いでしょう。「新」の漢字が生み出す「あらた」の名は、新しく生まれる、新しい気持ちなどフレッシュな印象をもたらします。
また「あらた」に「改める」を当てることもでき、こちらは「やりなおす」「再び始める」などのやはりポジティブなイメージとなります。
どんな漢字をあてるかで、同じ「あらた」という名前でも違う意味や願いを持たせることができます。ここでは「あらた」という名前の漢字のバリエーションについてご紹介します。
豊かな可能性を秘めたイメージの『新』を使った名前
「新」の漢字には「新しい」「初めて」の意味があり、これから未来に向かっていくポジティブでフレッシュな印象をもたらします。
「新しく生まれてきた命だからこそ、希望をもって生きてほしい」「可能性に溢れた人生を歩んでほしい」のように、無限の未来を願って使われることが多く、他の漢字と組み合わせることでより多くの思いや願いを込めることができます。
「新」を使った「あらた」には以下のものがあります。
新、新大、新太、新汰
新多、新逞、新泰、新良太
「あらた」は男の子に人気の名前なので、組み合わせる漢字も「大」「逞」「太」など逞しさや男らしさを感じさせるものが多いですね。
大きな空へ羽ばたくイメージの『空』を使った名前
「空」の漢字は「そら」「からっぽ」の意味があり、「そら」の意味からは「大空へはばたく」「広大な空」のような壮大で爽やかなイメージを感じられます。また「からっぽ」の意味は「中身がない」「空白」をイメージさせますが、転じて「何でも身につけられるまっさらな状態」「無限の可能性がある」と解釈することもできます。
名前に「空」を使うと「大空、大きな世界に羽ばたいてほしい」「空のように広い心の人に育ってほしい」などの願いが込められます。
「空」を使った「あらた」には以下のものがあります。
空大、空太、碧空大、空良太
空良多、蒼空汰、明空奏、碧空貴
「空」は本来「そら」「クウ」と読むので、「あらた」の名前に使うのは珍しいと言えます。しっかり願いを込めつつ個性のある名前をつけたいという方は、「あらた」に「空」を使ってみるのも良いでしょう。
強く勇ましいイメージの『嵐』を使った名前
「嵐」というと「激しい風雨」のようなワイルドで荒々しいイメージが浮かぶかもしれませんが、実は「山の清らかな空気」の意味があります。意外な印象ですが「嵐」が「山」と「風」を組み合わせた漢字と思えば納得ですよね。
「嵐」を使った名前には「激しい風雨に負けない強さを持ってほしい」「嵐のような強い情熱やエネルギーを持つ人物に育つように」などの願いが込められます。
「嵐」を使った「あらた」には以下のものがあります。
嵐大、嵐太、嵐汰、嵐多
嵐起、嵐辰、嵐奏、嵐良大
「嵐」を名前に使うとワイルドでかっこいい雰囲気が出ますね。逞しいだけでなく、イケメンに育ってほしい場合にもピッタリではないでしょうか。
よりよく改正していくイメージの『改』を使った名前
「改」の漢字は「改正」「改革」に使われるように、「あらためる」「新しくする」の意味があります。また「右手で糸巻きの糸を直す」様子を由来とすることから、「姿勢や態度の美しさ」を意味することもあります。
ものごとを改める際、良い方向へ変化を起こそうとするのがほとんどですよね。このことから「改」を名前に使うと、より良い方向に歩んでいこうとする真面目で誠実なイメージを込めることができます。また改革を起こすには頭の良さも必要なことから、聡明なイメージにもなります。
「改」を使った「あらた」には以下のものがあります。
改、改大、改丈、改太
改多、改汰、改泰、改敬
「改」を使った名前には真面目な雰囲気のものが多いので、知的でかっこいい男の子に育ってほしいと願う方は、名前に「改」を取り入れてみてはいかがでしょうか。
珍しい漢字を使った「あらた」
最後に珍しい漢字を使った「あらた」をご紹介します。まず「あらた」の名前によく使われる漢字で、これまでご紹介されなかったものからスタートです。
「革」は「革(あらた)める」と読むことができ、人の名前にも使わることがあります。
・「革」を使った「あらた」の名前:革、革太、革汰、革貴
「歩」は「あ」が入る名前に使われることがあります。
・「歩」を使った「あらた」の名前:歩虎立、歩虎太、歩虎貴
「愛」も「歩」のように、「あ」が入る名前に使われることが多いです。
・「愛」を使った「あらた」の名前:愛良大、愛更貴、愛良太、愛虎多
他の漢字を使った「あらた」には、次のものなどがあります。
灼、悛多、荒太、昂虎多、明良大、亜良汰、暁空大