「さら」のイメージ
「さら」という名前を聞いて、皆さんはまずどんなイメージを思い浮かべますか?爽やかで綺麗な女の子らしい名前、というイメージを持つ方が多いかもしれません。女の子の名前として定番化しつつある「さら」は、多くの方に親しまれています。
また、近年では国際化が進み、世界中で日本人が活躍できるチャンスも増えました。日本という枠に捉われず、自分の才能を活かすために世界に出て活躍できるような子に育ってほしい、という願いから、海外でも通用しやすい名前を選ぶ方も増えています。
「さら」という名前は、海外、特に英語圏でも比較的一般的な女性名のひとつです。海外でも馴染みやすく、また日本でも親しまれやすい名前なので、その点からも「さら」という名前の人気が高まっています。
その名前の響きを素敵に思い、「さら」という名前はひらがなやカタカナで名付けられることも多いです。ひらがなやカタカナの名前は読み間違えられることがまずありませんので、お子さんが成長してから、自分の名前を名乗る時にもメリットが多いです。
もちろん漢字で「さら」と名付けるのもおすすめで、「さら」という名前には様々な漢字を当てはめることができます。
それでは、「さら」という名前に当てはめられる漢字やその意味、込められる願いについてそれぞれご紹介していきましょう。
しっかりとしたイメージの『沙』を使った名前
「沙」という漢字は人名では比較的登場することの多い漢字ですね。もともと「沙」は砂や水洗いをして物を分ける、という意味があり、もともとは砂浜がその漢字の成り立ちの由来となっています。この「沙」を名前に使うことには、実は素敵な意味があるんです。
柔らかくて綺麗な海岸の砂は、波が来ることによって様々な形に変えられます。場合によっては人々が遊んだり歩いたりして、形が変わることもあるでしょう。その柔らかく、柔軟に形を変える砂のように、どんな場所でも臨機応変に行動できる子に育ってほしいという願いを込められます。
まさに知性溢れる、海外をはじめどんな場所でも活躍できる女の子に育ってほしい、という願いを込めるのにぴったりな名前だと言えますね。画数そのものも少なめなので字面もすっきりと見えます。以下で、その漢字の組み合わせについてご覧ください。
【1文字】
沙
「さら」という名前は漢字1文字で名付けることもできます。特に苗字の漢字が長いなど、フルネームでのバランスを考えて漢字1文字で「さら」と名付けるのも素敵ですね。もちろん、読み間違いの少ない漢字2文字での「さら」と名付けるのも人気です。
【2文字】
沙来、沙來、沙楽、沙愛、沙桜
沙萊、沙羅、沙良、沙蘭、沙麗
沙桜、沙礼、沙蕾、沙藍、沙螺
特に「沙」を使った「さら」という名前はかなり一般的で、「ら」と読みやすい漢字を組み合わせることで、読みやすく、親しみやすい印象の名前になります。
また、海や海岸をイメージさせる漢字なので、同じく海や綺麗な景色を連想させる「藍」「麗」などの漢字を組み合わせて名付けるのも素敵ですね。比較的画数の少ない漢字なので、画数の多い漢字と組み合わせても字面が綺麗にまとまります。
大きな空へ羽ばたくイメージの『空』を使った名前
「空」は人名に使われる漢字として例年上位にランクインしている、かなり人気の高い漢字です。「空」を名前に使うことによって、大空を羽ばたいていけるような大きな人物に育ってほしい、海外へも羽ばたいていけるような優秀な子に育ってほしいという願いを込められます。
まさに海外でも通用しやすい「さら」という名前にぴったりな名前ですね。「さら」という名前に「空」を組み合わせる場合、漢字1文字で読むことはあまりなく、「ら」と読んで、「さ」と読む漢字を前に付けて名付けられることが多いですね。
以下で、「空」を使った「さら」という名前の漢字の組み合わせについてご覧ください。特に「空」を使う場合、広大なイメージにぴったりな漢字を使って字面も素敵な印象の名前にすることが多いです。
佐空、冴空、叉空、咲空、彩空
沙空、紗空、小空、左空、幸空
才空、早空、新空、桜空、爽空
名前に生まれた季節や月、天気を取り入れる方も多いですが、中でも「桜」など、春らしい、可愛いイメージの漢字を使って名付けるのも女の子にぴったりですね。空の様子を表して「爽」などの漢字を組み合わせるのも、素敵な字面の名前になります。
色彩豊かで鮮やかなイメージの『彩』を使った名前
女の子の名前としてよく使われる漢字として、「彩」も人気があります。「さ」と読むことができる定番の人名漢字で、「彩(いろどり)」という言葉通り、色彩豊かなイメージが強い漢字なのでまさに多彩な女の子に育ってほしいという願いを込めるのにぴったりです。
カラフルなものは人を惹きつける、と一般的に言われています。その色鮮やかで色彩豊かなイメージのある漢字を使うことで、人から愛される、人を惹きつけられる女の子に育ってほしいという意味でも「彩」を名前に取り入れる方も多いです。
【1文字】
彩
「彩」という漢字には様々な読み方があり、「さら」をはじめ、「さや」「さやか」「あや」など、様々な女の子の名前を表せます。読み間違われる可能性がある、というのはデメリットですが、漢字1文字で子どもにぴったりな名前を付けられるのは魅力的な点でもあります。
【2文字】
彩来、彩來、彩楽、彩愛、彩桜
彩萊、彩羅、彩良、彩蘭、彩麗
もちろん「彩」を「さ」と読んで漢字2文字で「さら」と名付けるのも素敵です。このように、同じく色彩豊かで綺麗なイメージのある「蘭」「麗」などの漢字を組み合わせて「さら」と名付けるのも、字面も綺麗で素敵ですね。
前向きなイメージの『咲』を使った名前
「咲」という漢字も、名前によく使われますよね。特に「咲」という漢字を使った「さら」という名前には様々なバリエーションがあり、また「咲」という漢字そのものも花を連想させ、可愛いイメージがあるので女の子にぴったりです。
「咲」という漢字には「花が咲く」というイメージから、才能を開花させて、優れた人物に育ってほしい、人を惹きつけられる花のように素敵な女の子になってほしいという思いを込めて名付けることができます。以下で、「咲」を使った「さら」という名前をご覧ください。
【1文字】
咲
漢字1文字で「さら」と名付けることもでき、多くの方に親しまれている漢字でもあります。ただ、「彩」という漢字同様、「咲」も「さき」「えみ」など、他の女の子の名前の定番の読みとしても浸透しているので、読み間違いが出てくる可能性は高いでしょう。
【2文字】
咲来、咲來、咲楽、咲愛、咲桜
咲晶、咲羅、咲良、咲蘭、咲頼
漢字2文字の場合も、花や可愛いイメージのある漢字を組み合わせて素敵な名前を名付けることができます。「桜」「蘭」などの漢字を組み合わせることで、まさにその花が咲く季節に生まれた女の子にぴったりな名前になりますね。
珍しい漢字を使った「さら」
このように、「さら」という名前には様々な漢字を組み合わせられます。以上の定番の漢字ももちろん素敵ですが、「さら」という漢字には他にも様々な漢字を組み合わせて名付けることができます。ここで、珍しい漢字を使った「さら」という名前についてもご覧ください。
【1文字】
愛、新、更、紗
漢字1文字で名付ける場合にも、実は様々な読み方があります。「更」はもちろん、「新」という漢字を使って「さら」と読むのも、フレッシュで素敵なイメージが強く、人気が高い漢字の組み合わせだと言えます。
次に、漢字2文字で名付けられる「さら」という名前についてもご覧ください。
【2文字】
佐良、佐羅、佐楽、佐蘭、佐螺
冴楽、冴良、冴螺、冴愛、冴蘭
小来、小來、小楽、小愛、小桜
左楽、左良、左螺、左愛、左蘭
幸良、幸羅、幸楽、幸蘭、幸螺
早良、早羅、早楽、早蘭、早螺
桜楽、桜良、桜螺、桜愛、桜蘭
爽来、爽來、爽楽、爽愛、爽桜
砂楽、砂良、砂螺、砂愛、砂蘭
紗来、紗來、紗楽、紗愛、紗桜
紗桜、紗礼、紗蕾、紗藍、紗咲
このように、漢字2文字で名付けられる「さら」にも様々な種類があります。特に人名では定番の漢字である「紗」「佐」などの漢字を使うことで、知性溢れる、親しみやすい印象の名前にすることができます。
また、生まれてくる子供の幸せを願って「幸」という漢字を使って「さら」と名付けるなど、その種類は様々です。お子さんに込めたい願いに合わせて、同じ響きの名前でも漢字を選べるのが日本人の名前の良いところです。
ぜひお子さんに願いたい思いにぴったりな名前を考えてみてくださいね。