簡単ポンデリング完全再現レシピ♡美味しいアレンジ方法もご紹介

ポンデリングはブラジル発祥のパンの一種「ポン・デ・ケージョ（Pão de queijo）」に由来します。

タピオカの原料であるキャッサバの粉（タピオカ粉）を加えたモチっとした食感が特徴。日本では大手ドーナッツチェーン「ミスタードーナツ」が販売してブームを呼び、現在ではコンビニでも定番の人気ドーナツとなっています。

モチモチした食感から家庭での再現は難しく思われますが、実は100均でも購入できる素材で簡単に作ることができます。手間もかかりませんし、お好みのアレンジでトッピングも可能。家族のおやつや友人へのおもてなしにもピッタリです。

今回は、基本となるシンプルなポンデリングの作り方と、家庭にある材料で楽しめるポンデリングのアレンジレシピを紹介します。

【生地（6～7個分）】
・ホットケーキミックス……………………100g
・白玉粉………………………………………100g
・絹ごし豆腐…………………………………100g
・プレーンヨーグルト（牛乳でもOK）……100g

【ハニーグレース】
・はちみつ……………………………………大さじ1
・粉砂糖（砂糖でもOK）……………………大さじ5
・牛乳（水でもOK）…………………………大さじ1

本来であればタピオカ粉を使用しますが、家庭料理の材料としてはメジャーではありませんよね。今回は、専門店に行かなくても、スーパーや100均で手軽に購入できる白玉粉を代用してポンデリングを作ります。

白玉粉はもち米を原料とした米粉です。つるっと滑らかでモチモチした食感が特徴です。ベースとなるホットケーキミックスに白玉粉を混ぜることで、揚げると中がモチっとした食感のポンデリングを作り上げることができます。

基本のポンデリングの作り方は、混ぜて形成して揚げてグレースをかけるだけ！生地は混ぜてすぐに使えるので、お菓子やパン造りで面倒な発酵や寝かせるといった手間は一切かかりません。揚げるだけで、料理初心者でも簡単に美味しいポンデリングが出来上がります。

大きめのボールに、白玉粉、絹ごし豆腐、ヨーグルトを加えてよく混ぜます。混ぜる目安は白玉粉がつぶれて粉っぽさがなくなるぐらいです。

次に、ホットケーキミックスを加えて、耳たぶぐらいの硬さになるまで軽く捏ねてください。緩すぎるとコロコロとしたポンデリングの形状にまとめにくいです。ホットケーキミックスで硬さを調整しながら捏ねましょう。

まずはクッキングシートを10cm角に切ります。1つのドーナッツに1枚必要なので、作成する個数分切り分けてください。

次に、クッキングシートの上に小さく丸めた生地を並べて輪を作ります。1つのポンデリングに8個を目安にして輪を形成しましょう。次の工程で油で揚げると生地は膨らみます。生地を丸めるサイズは「小さすぎるかな？」と思うぐらいで丁度いいですよ。

160度位の低温の油に、クッキングシートごと生地を投入します。シートは自然とはがれてくるので気にしなくて大丈夫です。

シートを付けたままじっくりと揚げて、きつね色になったらひっくり返しましょう。もう片面もきつね色になったらクッキングペーパーにとって油を良く切ってください。

小鍋を使ってハニーグレースを作ります。はちみつ、粉砂糖、牛乳を鍋に入れて少し煮詰めます。

お好みの分量を揚げたてのポンデリングにかける、もしくはくぐらせましょう。片面でも両面でもOKです。熱いうちにコーティングすると見栄えが良く、まるでお店に並んでいるポンデリングのようなツヤのある仕上がりになります。

基本のポンデリングの作り方をマスターした後は、余った食材を活用したアレンジレシピを紹介します。より簡単にできるポンデリングの作り方も紹介するので要チェックですよ！

家で揚げ物は面倒。しかも、鍋を使ってグレースを作る工程を省きたい！そんな人におすすめなのが、生地にあらかじめココアを練り込んで味をつけたポンデリングショコラです。

基本の作り方と異なるのは、生地にココア（20g）を加えることだけ。生地の材料を混ぜ合わせたら、粉っぽさがなくなって耳たぶぐらいの柔らかさになるように捏ねましょう。

油で揚げずにオーブンで焼き上げます。天板にオーブンシートを敷いて生地を輪に並べてください。190度に予熱したオーブンで約20分焼き上げ、冷めてから粉砂糖を振りかければ揚げないポンデリングショコラの完成です。

揚げていない分カロリーオフ、ダイエット中のおやつにも最適です。