「こどもの日」に関連する季語「武者人形」の「武」を使った名前です。「武」は「武士」「武将」が持つ逞しいイメージから、男の子の名前に人気の漢字です。訓読みの「たけ」に関連した読み方が名前に多く使われてきましたが、近年は「ブ」「ム」などの音読みも人気上昇してきています。
与武(あとむ)・勇武(いさむ)・神武伊(かむい)・将武(しょうぶ)・武士(たけし)
武彦(たけひこ)・武(たける)・弘武(ひろむ)・真武(まなぶ)・慶武(よしたけ)
5月の別称を使った古風な名前25選
旧暦で5月は「皐月」ですが、他にもさまざまな呼び方があります。旧暦での呼び方を名前に取り入れて、日本情緒の感じられる雅な名前を考えてみてはいかがでしょうか。
5月の旧暦月名は「皐月(さつき)」!ほかにも呼び方がある…!
「皐月(さつき)」は5月の別称としてとても有名ですが、旧暦で5月の別称は他にもあります。この時期の植物の様子がイメージされる「菖蒲月(あやめつき)」や「橘月(たちばなつき)」、5月は夏に向かう時季であることから「仲夏(ちゅうか)」「梅夏(ばいか)」などです。
また「田草月(たぐさづき)」「稲苗月(いななえづき)」の田植えを連想する名前も、5月の別称に含まれます。
【女の子】「旧暦」をイメージした名前
5月の別称には初夏の空気を感じられるものが多くあります。名前に爽やかさやフレッシュな雰囲気を出したい!と思う方はぜひ旧暦のイメージを参考にしてみて下さい。
文萌(あやめ)・菖蒲(あやめ)・橘花(きっか)・爽月(さつき)・咲仲(さなか)
千草(ちぐさ)・未夏(みなつ)
【男の子】「旧暦」をイメージした名前
5月の別称には自然の様子を取り入れたものも多くあります。自然や植物を取り入れた5月の別称を使って、美しさや雄大さを感じさせる名前を考えてみてはいかがでしょうか。
草斗(かやと)・橘平(きっぺい)・颯來(さつき)・尚武(しょうぶ)
草樹(そうじゅ)・仲次(ちゅうじ)
【女の子】「苗」を使った名前
「稲苗月(いななえづき)」の「苗」を使った名前です。苗は芽を出したばかりの植物を指します。「苗」には「これから成長を遂げる苗のように、すくすく育ってほしい」という思いが込められているのです。
苗茉(えま)・早苗(さなえ)・智苗(ともえ)・奈苗(ななえ)・苗貴(みつき)
実苗(みなえ)
【男の子】「皐」を使った名前
「皐月(さつき)」の「皐」はもともと「沢」や「水際」などの意味で使われていました。現在は5月の別称に用いられることから、初夏の爽やかさのイメージが強いとも言われています。「皐」は5月の自然のように、瑞々しい雰囲気や生命力にあふれたイメージを出すのにおすすめの漢字です。
皐(こう)・皐芽(こうが)・皐晴(こうせい)・皐空(さく)・皐月(さつき)
帆皐(ほたか)
さわやかな風と陽気を感じさせる漢字/言葉を使った名前35選
次は5月の気候をモチーフにした名前です。さわやかな風と眩しい陽光に彩られた5月から、どんな言葉や漢字がイメージされるのでしょうか。
5月は新緑の季節。きらめく風や陽気を感じる漢字・言葉とは?
5月は木々の緑が目に美しく、吹き抜ける風や煌めく太陽の光に、初夏の訪れが感じられる時期です。この季節にふさわしいのは、草木の色を表す「緑」にまつわるモチーフではないでしょうか。また5月の気候を思わせる「陽光」や「爽風」などの言葉をヒントに名前を考えるのもおすすめです。