2月に旬な野菜としてはまず小松菜です。小松菜は冬の寒さが厳しくなる頃の代表的な青菜として有名です。ビタミンA、B2、Cが多く含まれており、カルシウム、鉄分も含んでいるため栄養価が高いです。
チンゲンサイは中国の野菜であり、冬場においては貴重な青物として有名です。お浸し、汁もの、中国料理などに主に利用されています。くせがなく、白菜のような歯触りがあり、栄養分はビタミンA、カルシウムやカリウムを多く含んでいます。
ふきのとうはフキの花蕾です。自生のものよりハウスものの方が柔らかいです。オススメの調理方法としてはアク抜きをして、天ぷらやみそ汁の実にしたり、刻んで甘辛味噌のあんにしてもおいしいいただけます。ほろ苦い風味が人気の食材です。
2月が旬な果物
2月に旬な果物として、まず最も有名な果物がりんごです。2月はフジなどのりんごが多く店頭に並んでいます。2月のりんごは果肉は多汁で締まっていて、日本人の好みの味としても人気があります。
貯蔵性が高いことから5月~8月頃まで店頭には輸入りんごが並ぶようになったため、一年を通して店頭で並んでいる果物となっています。
八朔は12下旬から収穫が始まります。収穫後は貯蔵され、1月~5月間に集荷し、2月~4月が旬の果物です。特徴としては肉質の硬さから、歯ごたえがあり、食味のよさが好評な柑橘類の果物です。
2月が旬な魚介類
2月に旬な魚介類としては、ワカサギがあります。1月~3月頃に最盛期を迎えるワカサギ釣りとしても有名です。特徴として小骨が気にならないので食べやすいので、揚げ物にしたり佃煮にしたりするのがオススメです。ちなみに産卵は早春で、卵を持ったメスは美味しく人気があります。
続いて、旬な魚介類としてマグロもあります。黒マグロは冬場に脂がのるため特にオススメです。マグロの赤身と脂身とでは、脂肪分量が大きく異なっていますが、特に2月ごろの大トロの脂肪含有量は40%にも達するためとても美味しくいただくことができます。
マグロにはアンセリンなどのペプチドがたっぷり含まれているため、健康にもよいです。
2月の花・花言葉
寒さの厳しい2月においても、その寒さに負けず懸命に咲いている花とその花言葉を紹介します。節分草(せつぶんそう)は白色の愛らしい花を咲かせます。関東よろ西にある山野に自生します。春のプリンセスとも呼ばれており、花言葉は「微笑み」「人間嫌い」「拒絶」です。
福寿草(ふくじゅそう)は正月の寄せ植えに用いる花として有名な花です。元々旧正月にあたる2月~3月がの開花時期となっています。花言葉は「幸せを招く」「永久の幸福」「悲しき思い出」です。
雪割草(ゆきわりそう)は青くて愛らしい山野草です。早春の季節に雪を割って伸び出てくる様子が名前の由来となっています。花言葉は「自信」「はにかみ屋」「あなたを信じます」「信頼」「期待」「少年時代の希望」「和解」「優雅」「内緒」「悲痛」です。
2月の誕生石・石言葉
2月の誕生石はアメジストです。アメジストは漢字で「紫水晶」と書き、水晶の一種です。水晶の中でも薄紫色をしている水晶をアメジストといいます。
アメジストの紫の色味はこの世で一番美しい紫色といわれています。また、アメジストには多色性という性質があり、見る方向によって異なる色味を楽しむことができます。
そんなアメジストの石言葉は「誠実」「高貴」「心の平和」「希望」です。
2月のイメージカラー
2月のイメージカラーには、2月の行事やイベントからくるものがあります。まずはバレンタインカラーである「ピンク」「茶色」。節分カラーである「赤色」「黄色」。他にも寒さや雪からくる白色系や青色系の色味を持つカラーも2月のイメージカラーとなっています。
2月を存分に満喫しよう!
2月は他の月と違い日数が少ない特別な月となっています。冬の寒さも厳しく中々億劫な月でもありますが、魅力はたっぷりな月です。
今回ご紹介した以外にも2月の隠れた魅力はまだまだあります。そんな魅力たっぷりな2月をぜひ満喫していきましょう。