⑥みょうが
みょうがはショウガの仲間で、漢字では茗荷と書きます。主にアジア圏でよく食べられる食材で、カリウムやカルシウム、マグネシウムや鉄などの栄養成分が豊富に含まれています。
8月に旬を迎えるみょうがは、そうめんや冷奴の上に刻んでのせて薬味として使われることが多いですね。シンプルなそうめんや冷奴も、みょうがを添えるだけでとても香り高い贅沢な料理に大変身します。
⑦ズッキーニ
きゅうりによく似た野菜として知られているズッキーニですが、実はウリ科カボチャ属できゅうりの仲間ではなくかぼちゃの仲間になります。
ピクルスなどの漬物にしたり、天ぷらにしたり、パスタにすると美味しく食べることができます。味はあっさりしていますので、意外とどんな食材とも合わせやすいのが特徴ですね。
軽く塩もみをしてかつおぶしをまぶして醤油を垂らせば簡単なお酒のアテにもなります!
⑧葉唐辛子
葉唐辛子は唐辛子の葉の部分です。葉のみを食べることは少なく、一般的には唐辛子と一緒に細かく刻んで佃煮などに料理していただきます。
唐辛子と同じように葉唐辛子もピリッとした辛みがあり、とても爽やかな味が特徴です。葉唐辛子は8月の旬の時期しかお店には出回らないため、毎年この時期を楽しみにしている人も多いですね。
日本では近畿地方で食べられることが多い夏野菜の1つです。
⑨トマト
夏野菜といえば真っ赤に完熟したトマトを思い出す人も多いことでしょう。
トマトは様々な栄養成分が含まれていますが、その中でも一番有名なのがリコピンという成分です。リコピンは肌に張りを与えてみずみずしく保つことができ、アンチエイジング効果もあると言われています。
夏の強い紫外線で傷ついた繊細な肌を守るためにも、特に積極的に食べたい野菜ですね。
トマトは生のままでも、火を通してもどちらでも美味しく食べられるのも魅力です。サラダ、煮込み料理、炒め物、パスタなど様々な料理に使われます。
⑩なす
なすは中国で食べられていたものが奈良時代に日本に渡ってきて栽培されるようになりました。
なすはビタミンや食物繊維、カリウムなどを豊富に含みます。血圧を正常化したり、摂りすぎた塩分を体外に出すことができ、胃腸の調子を整える効果があると言われています。
主に油との相性が良く、パスタや揚げびたしなどの料理によく使われます。和食、洋食、中華料理といろんな料理に使うことができ、価格も安価なので夏はどの家庭でもよく食べられますね。
⑪パプリカ
とても鮮やかな黄色と赤のカラーが綺麗なパプリカは、オシャレなキッチンに良く似合う可愛い見た目も人気です。
パプリカは色によって栄養が少し異なりますが、主にカリウムやビタミンE、βカロテンなどを豊富に含んでいます。細く切って水にさらしてそのままサラダに入れたり、炒め物やあえ物で食べるのが一般的です。
パプリカには疲労回復効果や免疫力アップの効果がありますので、まさに夏にぴったりの野菜と言えますね。
⑫ピーマン
ピーマンは独特の苦みがある野菜で苦手だという子供も多いですが、よく火を通すと苦みがなくなり甘さが増して食べやすくなります。
大人になるとあの少しの苦みがたまらなく美味しく感じられます。ピーマンの肉詰めなどお肉と一緒に料理すると子供でも食べやすいおかずになりますね。
ピーマンは野菜の中でも特にビタミンCが非常に豊富です。高血圧や動脈硬化などの成人病を予防し、美肌効果も高いことで知られています。
8月が旬の美味しい食材5選【果物】
では次は8月が旬の果物をご紹介します。暑い夏は食欲が無い時でも冷やした果物なら喉の通りも良くて美味しいですね。
8月はお菓子作りにも使える人気の果物がたくさん出てきてます。ジャムやジュースに加工して食べるのもおすすめですよ♡
①カボス
カボスは緑色の小さなミカンのような見た目をしています。カボスの木は常緑植物で、枝にはとても鋭いトゲがあります。
カボスはまだ熟しきっていない時期に収穫されます。包丁を入れると爽やかな柑橘系の香りがたち、とても清々しい清涼感を感じます。
国産のカボスは8月に収穫の時期を迎えますが、果実や果汁は酸味があり、酢などと合わせてドレッシングなどに使われます。
カボスはビタミンCやクエン酸を豊富に含みます。焼き魚などに果汁を絞ってたべると魚の生臭さを消して美味しく食べることができますね。