⑧ハタハタ
ハタハタの旬は10月ごろから年末にかけてで、脂がのった旬のハタハタは塩焼きや甘露煮、旨味が凝縮された干物などが美味しくおすすめです。
日本海で水揚げされた旬の子持ちハタハタの一夜干しは秋田などが名産で、脂がのった白身、柔らかいブリコが絶品で、旨味がたっぷりなので白米のお供やおつまみに人気です。
⑨ボラ
ボラの旬は秋から冬にかけてで、「寒ボラ」と呼ばれています。旬の時期は10月~1月の産卵期と重なるため、脂がのっており美味しいのが魅力です。
ボラは世界中の熱帯から温帯域の沿岸に生息しており、日本でも運河など汽水から淡水にかけて見られる身近な魚です。
生息環境によっては臭みがありますが、きれいな海で獲れた大型なボラは臭みがなく脂がのっていて美味しいです。ボラは卵巣を塩漬けしたカラスミでも有名な魚で、特に長崎はカラスミの産地として有名です。
⑩イクラ
サケの卵であるイクラの旬は9月~11月で、サケの旬と同じ秋です。産地としては北海道が有名ですが、ほかにも東北産や新潟産があります。
イクラは年間通して出回っていますが、市場に出ているものは秋に取れたイクラを冷凍したものです。そのため生の新鮮なイクラを食べられるのは、秋鮭が旬になる10月ごろからの時期に限られます。
旬のイクラでイクラ丼、お寿司、サケとの親子丼、パスタやカナッペなどさまざまな料理を楽しみましょう。
⑪イセエビ
イセエビといえば長いひげと曲がった腰が特徴で、長寿を意味するため結婚式や正月などお祝いごとによく使われる食材です。
イセエビは資源保護のため、初夏から夏にかけての産卵時期は禁漁となっています。イセエビの旬は10月ごろから3月ごろまでで、三重や千葉、和歌山が産地として有名です。
⑫毛がに
毛がにはずんぐりとした体型と体全体を覆う短い剛毛が特徴のカニです。毛がにの旬は産地によって異なり、中でも産地として有名な北海道の釧路や根室沿岸の毛がには秋に旬を迎えます。
旬の毛がには身入りが良く、かにみそも絶品です。産地以外でも、産地から仕入れた旬の毛がにをボイルや冷凍などで美味しくいただくことができます。
10月が旬の美味しい食材4選【きのこ】
秋の食材の代表格といえば、きのこですね。秋真っただ中の10月には、さまざまなきのこが旬を迎えます。では、10月が旬のきのこ4選をご紹介します。きのこ料理で、ぜひ旬のきのこを味わってみてはいかがでしょうか。