押えておきたい出産祝いメッセージカードのマナー
出産は非常におめでたいお祝い事です。友人や知り合いが出産して報告をもらうと、まるで幸せのおすそ分けをもらったように自分もとても嬉しくなりますね。
出産報告をもらうとお祝いのプレゼントを渡す人も多いと思いますが、メッセージカードにお祝いの一言を添えて一緒に渡すとさらに気持ちが伝わります。
今回は出産祝いのメッセージカードの文章例をご紹介致しますが、まずは相手に失礼にならないように絶対押さえておきた出産祝いのメッセージカードのマナーを確認しておきましょう!
出産祝いメッセージカードのマナー①:礼儀をわきまえること
出産祝いのメッセージカードを贈るときは、最低限の礼儀をわきまえるのは当然ですね。
親しき中にも礼儀ありと言いますが、いくら仲の良い友達でも出産を茶化した内容のメッセージを書いてしまうのは避けた方が無難です。
出産直後はパパもママもみんな忙しい日々を送っています。初めて出産した女性の場合は、何もかも初めてのことだらけの子育てで、冗談を冗談として感じる余裕もなくなっているかもしれません。
ちょっとした言葉の使い方や些細な感情のすれ違いで相手に嫌な気分を与えてしまうこともあります。
出産祝いのメッセージカードはウケなどを狙おうと考えずにしっかり礼儀をわきまえて文章を考えることが大切です。
出産祝いメッセージカードのマナー②:ネガティブな言葉はNG
さらに出産祝いのメッセージカードにはネガティブな言葉を使うのも絶対にNGです!出産を否定したり、出産を後悔させるようなネガティブな言葉は非常に失礼にあたります。
例えば「これでもう自由な時間は無くなっちゃったね」や「子だくさんはお金がかかって大変だよ」というメッセージは相手を不快な気持ちにさせてしまいます。十分注意したいですね。
出産祝いメッセージカードのマナー③:産後1か月までに贈る
また出産祝いのメッセージカードのマナーとしては、産後1か月までに贈るのがベストだと言われています。
喜ばしいおめでたい連絡に関することは相手の気分が高揚している時期にすぐに対応するのが大人のマナーです。出産の報告をもらった場合はなるべく早くお祝いの気持ちを届けるようにしましょう。
もし出産を知ったのが赤ちゃんが生まれてから数カ月過ぎてからだった場合は、一言お詫びの文章を添えておくと丁寧ですよ。
出産祝いメッセージカードの文例集27選をご紹介
出産祝いのメッセージカードに関するマナーが分かったところで、ここからは実際に使えるメッセージカードの文例集をご紹介致します。
出産祝いのメッセージカードの文章は自分と相手の関係性によって、かしこまったメッセージと少しくだけたメッセージを使い分ける必要があります。
TPOをしっかりわきまえて、おめでたい赤ちゃんの出産をお祝いしてあげましょう!
誰に贈ってもOKな定番出産祝いメッセージTOP3
定番メッセージ3位:「心より応援しています」
定番の出産祝いのメッセージでは「心より応援しています」という文章がよく使われます。
初めて出産を経験した人にも、もう何度も出産している子育てのベテランの人にも、誰に対しても使いやすいフレーズです。
初めて出産した人にはこれからの子育ての激励を込めて、子育てのベテランさんにはますます忙しくなる毎日を応援する気持ちを込めて贈りたいですね。
定番メッセージ2位:「かわいい赤ちゃんのご誕生おめでとうございます」
赤ちゃんの誕生をお祝いする「かわいい赤ちゃんのご誕生おめでとうございます」というメッセージも定番ですね。
「かわいい」と付けるだけで相手のパパやママもすごく嬉しくて誇らしい気持ちになるはずです。
赤ちゃんの名前が分かっている時は「〇〇ちゃん」「〇〇くん」と赤ちゃんの名前を入れるのもおすすめです。赤ちゃんの名前が中性的な名前で男の子か女の子か分からない時は「〇〇ちゃん」と書けばOKです!
定番メッセージ1位:「〇〇さん、ご出産おめでとうございます」
出産祝いのメッセージカードには、やはり「〇〇さん、ご出産おめでとうございます」と書くのが一般的ですね。最も当たり障りがなくシンプルなメッセージで、誰に対しても使えるフレーズです。
「〇〇さん」と出産した女性の名前を最初に入れることで、すぐそばで相手に声をかけているようで親しみを感じてもらいやすく、真心が伝わりやすくなります。