6 アンズ:疑い
果実園では、アンズの花が満開となり、とてもきれいです!
— 神戸布引ハーブ園 (@herbguideKOBE) March 26, 2020
淡紅色の花は葉より先に咲き、見ごたえがあります。 pic.twitter.com/cHGWd2vMXA
アンズは中国を原産としていて、6月中旬~7月上旬に開花時期を迎えます。アンズの花はピンクや白色で大変美しいです。また果実もとても美味しいことから、家庭向きの果樹としても人気があります。
アンズには「疑い」や「疑惑」という花言葉があります。もともと「乙女のはにかみ」や「臆病な恋」という花言葉がありますが、ここから派生した花言葉であると考えられています。
7 アザミ:報復
アザミは北半球に広く分布していて、夏から秋にかけて開花時期を迎えます。日本原産種はほとんどが固有種という特徴があります。花の色は紫・ピンク・白といった色があります。
アザミの花言葉は「報復」です。また「独立」という花言葉もありますが、これはアザミが持つ棘により国土をも持ったスコットランドの言い伝えにちなんでいると考えられています。他に「触れないで」という花言葉があります。
8 キンギョソウ:でしゃばり
キンギョソウは地中海地方が原産で、4月~6月に開花時期を迎えます。鮮明な色彩に加えて色幅も多様で、甘い香りを漂わせ人気のある春の花です。また花の形が金魚に似ていることから、この花名が付いたと言われています。
キンギョソウには「でしゃばり」・「おしゃべり」・「おせっかい」という花言葉があります。これは花名の元となった金魚に由来しています。金魚がくちをパクパクさせている様子から派生したものです。
9 オダマキ:愚か
オダマキは日本・アジア・ヨーロッパが原産で、晩春から初夏にかけて開花時期を迎えます。花の色は紫・赤・白・ピンク・黄・青など多様な色の花を付けます。
オダマキの花言葉は「愚か」です。ヨーロッパの道化芝居に登場する娘の名前が「コランバイン」で、この名前はオダマキの英名でもあります。この道化芝居から派生して、道化役、つまり「愚か」になったと考えられています。
10 ゲッケイジュ:裏切り
ゲッケイジュの花から
— ひとみちゃん (@OONs5QYe7Vbe8Hp) February 27, 2020
おはようございます pic.twitter.com/Y0xe8Wchdg
ゲッケイジュは地中海沿岸を原産としていて、4月~5月に開花時期を迎えます。花の色は白色や黄色です。古くからハーブとしても利用されていて、現代でも料理に用いられる機会が多いです。
ゲッケイジュには「裏切り」という花言葉があります。「栄光」や「勝利」という花言葉がありますが、栄光や勝利を勝ち取るためには、時には裏切りも必要なのでしょうか。そのようなところから派生したと考えられています。
11 ロベリア:悪意
ロベリアは南アフリカを原産としていて、4月~6月にかけて開花時期を迎えます。花の名前はフランドルの医師・植物学者のマティアス・デ・ロベルの名前にちなんでいると言われています。
また、和名では「瑠璃溝隠(るりみぞかくし)」と呼ばれ、紫色を帯びた濃い青色である瑠璃色が特徴として捉えられています。
ロベリアの花言葉は「悪意」です。これはロベリアに毒性があることに由来していると考えられています。また悪意の他には「卓越」や「優秀」という花言葉もあります。
12 マンサク:呪文
マンサクは日本を原産としていて、2月~3月に開花時期を迎えます。黄色い花が特徴で東アジアと北米に分布し4種類ほどに分類されます。
マンサクの花言葉は「呪文」です。マンサクはかつて東北地方で呪術に用いられていました。開花の時期が早春ということから、マンサクの花の咲き具合で作物の出来を占っていました。
マンサクには「魔力」や「霊感」という花言葉もありますが、同じような事柄に由来すると考えられています。
13 ハナズオウ:裏切り
【ハナズオウの花言葉】
— 花言葉ラボ (@hanarabo11) May 19, 2020
・裏切り
・疑惑
・不信
・喜び
・質素
・エゴイズム
・目覚め pic.twitter.com/ejHko7zRJg
ハナズオウは中国を原産としていて、4月に開花の時期を迎えます。花の色は赤紫・赤・紫・ピンク・白と多様な花を咲かせます。和名では花蘇芳と書きますが、花の色が蘇芳で染めた色に似ていることにちなんでいます。
ハナズオウの花言葉は「裏切り」です。キリスト教の神話では、12使徒のユダがキリストを裏切ったことを後悔し、ハナズオウの木で命を絶ったことが記されています。このことに由来していると考えられています。